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資料1-3-1     新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (204 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html
出典情報 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》
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No

年齢
(接種
時)

性別

接種日

発生日
(死亡日)

ロット番号

接種回数

死因等
(報告者による見解・考察等)

基礎疾患等

報告書上の記載

専門家による評価【令和4年7月8日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査

因果関係
(報告医評価)

他要因の可能
性の有無
(報告医評価)

対応するMedDRA PT

ワクチンと死亡との
因果関係評価

(評価記号 )

コメント

専門家による評価【令和4年8月5日時点】

ワクチンと死亡との
因果関係評価

(評価記号 )

評価に用いた報告内容
資料番号

症例No

大動脈解離

心嚢内出血

1449

82歳



2022年2月7日

2022年2月8日

不明

3回目

予診票での留意点は不明
接種翌日未明、就寝中に胸があぶ
つくと言い水分摂取。直後意識なく 急性大動脈解離、心嚢内出血、血
倒れている状態であったため、救急 胸、大動脈解離破裂、循環虚脱
要請。CPA継続のまま搬送、心電図
波形は心静止、蘇生行ったが自己 (〜4/13の情報に基づく)
心拍再開は得られず、2月8日5:21
に死亡確認。

血胸

大動脈解離破裂

心電図、胸部、頭
部、腹部CT
(Stanford Aの急
性大動脈解離を
認める。上行から
下行大動脈に解
離が見つかった。 評価不能
血性心嚢液貯留
が見つかる。左血
胸が見つかる。)

有(胃、心臓の
ことで通院して
いるという情報
のみのため、評
価困難)

γ

有(高度肥満
(WHO)、
BMI=37.2)

γ

不明

γ

(コメント無し)
※〜6/10から変更なし。

γ

(コメント無し)
-

-

-

-

-

-

※〜7/8から変更なし。

(〜4/13の情報に
基づく)

循環虚脱

肺動脈血栓症

1450

72歳



2021年7月14日

2021年7月17日

FC5295

2回目

予診票での留意点は不明
2021年6月23日新型コロナワクチン
1回目接種(コミナティ筋注、
塞栓症
FA7812)
2回目接種の翌日、翌々日はは通
常通りの生活、接種3日後はいつも
通り起床したが、朝食後「足の甲が
心筋炎
痛い」「手と口が震える」等を訴え、ト
イレに行く途中、前のめりに転倒。
息づかいが荒くなり救急搬送。搬送
先で一旦心拍再開するも死亡確認
閉塞
された。

肺動脈血栓症

塞栓症

心筋炎

閉塞

(〜3/18の情報に基づく)
細胞診異常

1451

73歳



2022年1月21日

2022年1月23日

不明

不明

病歴:下痢、脳梗塞、高血圧、便
秘、高脂血症
併用薬:アスピリン、ワーファリン、ア
ムロジピン、アトルバスタチン、シル
ニジピン、ビソプロロール、ネキシウ
ム、センノシド
脳梗塞
接種日に下痢発現、接種2日後脳
梗塞がみられ当日死亡に至ったと
のこと。

細胞診異常

脳梗塞

解剖(肺動脈幹部
に鞍状血栓を認
めず)、病理組織
検査(ホルマリン
固定肺の矢状断
面で肉眼的に肺
動脈の血栓によ
るびまん性閉塞を
認め、光顕観察で
も肺門から末梢ま
不明
で血栓塞栓症の
存在を確認。心臓
(499g)においても
血管内に多数の
炎症細胞の異常
増多を認め、標的
組織(心筋)への
動員中と判断。心
筋炎発症間際と
考える)

不明
不明
→血液検査(普段
→評価不能
と同様)
(〜5/13の情報
(〜5/13の情報に
に基づく)
基づく)

(コメント無し)
※〜6/10から変更なし。

(コメント無し)
※〜6/10から変更なし。

γ

γ

(コメント無し)
※〜7/8から変更なし。

(コメント無し)
※〜7/8から変更なし。

(〜5/13の情報に基づく)

1452

71歳



2021年7月4日

2021年7月7日

FA7338

2回目

予診票での留意点は不明
病歴:バセドウ病(手術歴あり)、不
整脈、肝硬変、眼アミロイドーシス、
高血圧症、脂質異常症、高尿酸血
症、甲状腺機能低下症、心拍障害
併用薬:オルメサルタンOD、ピタバ
スタチン、フェブリク、チラージンs、
クロチアゼパム、ブロムフェナク、コ
ソプト
2回目接種後、帰宅し、食事して昼
寝。15:00頃に起きておやつを食べ
ている途中、意識障害、左片麻痺出
現し、搬送。右内頸動脈閉塞による
超急性期脳梗塞であった。画像上、
広範な虚血巣が出現しており、急性
期の血行再建術の適応とはならな
かった。保存的加療を継続したが、
脳ヘルニアとなり永眠。
(〜4/13の情報に基づく)

血小板減少症を伴う血栓症

脳ヘルニア
血小板減少症を伴う血栓症、脳ヘ
ルニア、大脳動脈塞栓症、塞栓性
脳卒中

画像診断、心電
図、Covid-19
PCR検査(陰
性)、頭部CT、頭
部MRI、心エ
評価不能
コー、胸部X線

(〜4/13の情報に基づく)
大脳動脈塞栓症

(〜4/13の情報に
基づく)

塞栓性脳卒中

204

有(左室肥大)

γ

新たに血小板減少(15万/uL未満)を認めること、画像診
断において血栓症/血栓塞栓症の存在が確認されている
ことからブライトン分類を「1」と評価するものの、以下の点
等から接種との因果関係を判定するための情報が不足し
ていると考えます。
・鑑別診断に必要な情報の不足(心原性脳塞栓症・TTP・
ITP・APS等)
・抗体検査に関する情報の不足(抗PF4抗体(ELISA法))
※〜6/10から変更なし。

γ

注2

コメント

新たに血小板減少(15万/uL未満)を認めること、画像診
断において血栓症/血栓塞栓症の存在が確認されている
ことからブライトン分類を「1」と評価するものの、以下の点
等から接種との因果関係を判定するための情報が不足し
ていると考えます。
・鑑別診断に必要な情報の不足(心原性脳塞栓症・TTP・
ITP・APS等)
・抗体検査に関する情報の不足(抗PF4抗体(ELISA法))
※〜7/8から変更なし。

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