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総-1歯科医療について(その1) (74 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63223.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第616回 9/10)《厚生労働省》
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現状と課題
(障害者歯科医療について)
○障害者は歯科疾患に対する再発・重症化リスクが高いものの、障害者歯科医療を専門的に行う歯科医療機関は全国的
に十分ではなく、専門歯科医療機関できめ細やかな歯科医学的管理が必要とされる。
(歯科疾患・口腔機能の管理等の生活の質に配慮した歯科医療について)
○需要に対する供給が十分ではない口腔機能に係る管理・治療や、「食べる」「話す」等の生活に直結する有床義歯の
管理や歯周病の治療等について、臨床の実態を踏まえた評価体系や要件等を見直す必要がある。
(へき地等歯科医療について)
○歯科医師の高齢化の進展等により歯科医療が提供できない地域や施設に対しては巡回診療車により歯科医療を提供す
る等、歯科医療を効率的に提供する必要がある。
(多職種連携について)
○基礎疾患を有する患者等に対する歯科医療の介入により効果が認められることから、引き続き医科歯科連携を始めと
する多職種連携を進めて行く必要がある。

(歯科衛生士・歯科技工士の定着・確保について)
○高齢患者の増加等のニーズが多様化する一方で、歯科医療機関の人員が限られていることを踏まえ、歯科医療機関等
での役割分担を図るため、歯科衛生士や歯科技工士の定着や確保を行っていく必要がある。
(歯科治療のデジタル化等について)

○歯科医療機関における歯科専門職の人員や業務量は限られているため歯科治療の効率化が求められ、また、経営面か
らも安定的に歯科治療が提供できる歯科材料を用いた治療技術を推進していく必要がある。
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