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総-1歯科医療について(その1) (54 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63223.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第616回 9/10)《厚生労働省》
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第3回歯科衛生士の業務のあり方等に関する検討会
(令和7年7月30日)資料2

参考

歯科衛生士の業務
予防処置

• 人が歯を失う原因の90%が「むし歯」と「歯周病」である。

• 歯・口腔の疾患を予防する処置として、「フッ化物塗布」等の薬物塗布、歯垢(プラーク)や歯石など、
口腔内の汚れを専門的に除去する「機械的歯面清掃」などを実施する。
• 歯科衛生士は、このような歯科予防処置の専門家である。

歯科診療の補助
• 歯科衛生士は歯科医師の診療を補助するとともに、歯科医師の指示を受けて歯科治療
の一部を担当するなど、歯科医師との協働で患者さんの診療にあたる。
• 歯科診療補助の範囲は多岐にわたり、歯科診療を円滑に行うために大切な役割を果た
している。また、歯科医師と患者さんとのコミュニケ-ションに配慮し、信頼関係に
もとづく心優しい歯科医療を行うためにも、歯科衛生士の役割が期待されている。

歯科保健指導
• むし歯や歯周病は生活習慣病。そのため、正しい生活習慣やセルフケアを実行するた
めの専門的な支援(指導)が不可欠。
• 歯科保健指導は、幼児期から高年期までの各ライフステージにおいて、また、健康な
人、病気や障害のある人など、すべての人に必要な支援。

• 歯磨き指導を中心とした歯口清掃法の指導は、セルフケアのスキルアップを専門的に
支援する大切な仕事。
• 寝たきり者や要介護者等に対する訪問口腔ケアも重視されている。
• 最近では、食べ物の食べ方や噛み方を通した食育支援、高齢者や要介護者の咀嚼や飲
み込み力を強くする摂食・嚥下機能訓練も新たな歯科保健指導の分野として注目され
ている。
出典:日本歯科衛生士会ウェブサイト(日本歯科衛生士会 | 歯科衛生士とは TOP)一部改変

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