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総-1歯科医療について(その1) (30 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63223.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第616回 9/10)《厚生労働省》 |
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歯周病について
○ 歯周病は、歯と歯ぐきの境目(歯周ポケット)に細菌が侵入し、歯を支えている歯肉や歯槽骨が破壊されていく疾患。歯周ポケット
の深さは、歯周病の進行度を診断する重要な指標であり、健康な歯肉の状態であれば3mm以内であるが、4~5mmで初期の歯周
病、6mm以上で重度の進行した歯周病と診断される。また、近年、糖尿病等の医科疾患との関連が報告されている。
○ 歯周病は自覚症状に乏しく、進行度は患者の生活習慣や口腔内環境に大きく左右されるため早期受診による治療が極めて重要で
ある。なお、進行した歯周病は、静止期と活動期を繰り返しながら重症化するため、症状を静止期で安定させることが重要である。
歯周組織の構造(図)
歯周病の進行過程
進行した歯周病
初期の歯周病
歯肉の
発赤
歯肉の
腫脹と
出血
咬合の
崩壊
歯の
動揺
(傾斜)
歯肉の
腫脹
<歯周ポケット4mm以上の者の割合>
(%)
70
60
(%)
50
40
7.3
0.6
20
10
8.3
13.1
17.4
14.2
16.2
16.2
35.5
21.2
25.8
7.5
0.8
23.6
27.2
16.6
4.9
34.1
19.9
50
22.7
12.3
30
56.6
60
歯周ポケット4mm以上の者:47.8%
36.2
40.9
41.7
39.8
41.8
38.8
23.7
39.0
34.9
56.2
43.0
40
30
28.0
20
25.8
10
24.7
0
0
平成23年
歯周ポケット4mm以上6mm未満
歯周ポケット6mm以上
出典:令和6年歯科疾患実態調査
平成28年
令和4年
令和6年
15~24歳
25~34歳
35~44歳
45~54歳
55~64歳
65~74歳
写真(図)出典:日本臨床歯周病学会HP 、「ザ・ペリオドントロジー」永末書店
30
○ 歯周病は、歯と歯ぐきの境目(歯周ポケット)に細菌が侵入し、歯を支えている歯肉や歯槽骨が破壊されていく疾患。歯周ポケット
の深さは、歯周病の進行度を診断する重要な指標であり、健康な歯肉の状態であれば3mm以内であるが、4~5mmで初期の歯周
病、6mm以上で重度の進行した歯周病と診断される。また、近年、糖尿病等の医科疾患との関連が報告されている。
○ 歯周病は自覚症状に乏しく、進行度は患者の生活習慣や口腔内環境に大きく左右されるため早期受診による治療が極めて重要で
ある。なお、進行した歯周病は、静止期と活動期を繰り返しながら重症化するため、症状を静止期で安定させることが重要である。
歯周組織の構造(図)
歯周病の進行過程
進行した歯周病
初期の歯周病
歯肉の
発赤
歯肉の
腫脹と
出血
咬合の
崩壊
歯の
動揺
(傾斜)
歯肉の
腫脹
<歯周ポケット4mm以上の者の割合>
(%)
70
60
(%)
50
40
7.3
0.6
20
10
8.3
13.1
17.4
14.2
16.2
16.2
35.5
21.2
25.8
7.5
0.8
23.6
27.2
16.6
4.9
34.1
19.9
50
22.7
12.3
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56.6
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歯周ポケット4mm以上の者:47.8%
36.2
40.9
41.7
39.8
41.8
38.8
23.7
39.0
34.9
56.2
43.0
40
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28.0
20
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10
24.7
0
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平成23年
歯周ポケット4mm以上6mm未満
歯周ポケット6mm以上
出典:令和6年歯科疾患実態調査
平成28年
令和4年
令和6年
15~24歳
25~34歳
35~44歳
45~54歳
55~64歳
65~74歳
写真(図)出典:日本臨床歯周病学会HP 、「ザ・ペリオドントロジー」永末書店
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