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総-1歯科医療について(その1) (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63223.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第616回 9/10)《厚生労働省》
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口腔機能が十分に獲得・発達しない場合の影響(例:口唇閉鎖不全)
○ 口腔機能発達不全症の診断を実施するためのチェックリストに「口唇閉鎖不全」があるが、口唇閉鎖不全は不正咬合と有意に関連し
ていたとの報告があるため、口腔機能に特化した特別な早期診断、介入は重要である。
対象:3~6歳の日本人児童503名(男児258名、女児245名)
方法:口唇閉鎖等の口腔習慣(指しゃぶり、唇しゃぶりまたは唇噛み、爪噛み、顎を手に乗せる)および鼻と喉の状態(鼻閉傾向、アレ
ルギー性鼻炎、口蓋扁桃肥大)等と不正咬合の関連を評価した。

口唇閉鎖不全の有無は正常咬合群と不正咬合群
とで有意に差があった。

ロジスティック回帰分析の結果、口唇閉鎖不全は不正
咬合の発生に影響を与えている可能性が示唆された。

出典: 「Incompetent lip seal and nail biting as risk factors for malocclusion in Japanese preschool children aged 3-6 years(Masatoshi O et al). 」
BMC Pediatr. 2023 Oct 26;23(1):532.

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