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総-1歯科医療について(その1) (69 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63223.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第616回 9/10)《厚生労働省》
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歯科用貴金属価格の随時改定制度の変遷
○ 歯科治療で頻用されるクラウン(被せ物)等に用いられる歯科用貴金属材料を構成している金やパラジウム等は、取引価格が産出国の
供給動向や景気の変動を受けやすいため、市場価格の変動を速やかに保険償還価格に反映するために独自のルールを制定。
改定年度

改定内容

通常改定時点での
歯科鋳造用金銀パラジウム合金告示価格
(金12%以上 JIS適合品)

平成12年

歯科用貴金属材料の随時方式が導入
随時改定前の基準材料価格と随時改定時の基準材料価格に±10%以上変
動があった場合は6か月(4、10月)ごとに見直し

510円/1g

平成22年

随時改定前の基準材料価格と随時改定時の基準材料価格に±5%以上変動
があった場合は6か月ごとに見直し

619円/1g

令和2年

随時改定方式ⅠとⅡに細分化、これまでの方式(Ⅰ)を踏襲しつつ、随時改定
前の基準材料価格と随時改定時の基準材料価格に±15%以上変動があった
場合(Ⅱ)は別途3か月(4、7、10、1月)ごとに見直し

2,083円/1g

令和4年

変動幅によらず、随時改定を3か月ごとに見直し

3,413円/1g

令和6年

随時改定の時期を診療報酬改定の施行にあわせ、6、9、12、3月に見直し

2,760円/1g

※平均素材価格は金、銀、パラジウムのそれぞれの取引価格平
均値に含有比率を乗じて算出

※平均素材価格の算出には前回改定以降、改定2カ月前まで
の期間の取引価格を用いる

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