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参考資料4_歯学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版) (120 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00004.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第1回 7/19)《文部科学省》
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方略・評価の事例⑰
平成 28 年度
版学修項目

G-4 チーム医療・地域医療
関連:F-3-7) 高齢者・障害者など患者への治療

令和 4 年度
版学修項目

D-6-2 歯科専門職間の連携と多職種連携、チーム医療、地域医療

対象学年
(学生数)

第 5 学年通年(120 名)

科目・コース
等の名称

地域包括ケアシステムを踏まえた病診・病病連携、多職種連携によるチーム医療

概要と方


VR 実習の導入
本学附属の口腔リハビリテーション多摩クリニックは新型コロナウイルスの流行前
から歯科訪問診療に臨床実習生を同行させての見学実習を行っていた。しかし、
COVID-19 の感染拡大に伴い、見学実習の中止を余儀なくされ、臨床実習生を訪問診
療の現場に立たせることが難しくなり、重要な学びの場を失うこととなった。そこ
で、在宅及び施設に入居している摂食嚥下障害患者に対する実際の摂食嚥下機能の評
価やミールラウンド、多職種が参加するカンファレンス等を体験するためにバーチャ
ルリアリティー(VR)を用いた新たな教育システムへの取組みを開始した。
方略
VR 実習では、360 度カメラを用いて在宅および施設入所中の要介護高齢者を対象と
した摂食嚥下機能評価の様子や、ミールラウンド、カンファレンスの様子を撮影記録
後に疑似体験症例を作成した。その後、VR 機器を用いて臨床実習生に供覧させて実
際の臨床現場を体験させている。

360 度カメラ(RICOH THETA)

VR 機器(ゴーグルとコントローラ)

VR 機器を用いた実習の様子

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