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参考資料4_歯学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版) (118 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00004.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第1回 7/19)《文部科学省》
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方略・評価の事例⑯
平成 28 年度
版学修項目

G-4-①地域医療・地域保健(在宅医療(訪問歯科診療を含む)、地域包括ケアシステム)
を経験する。(九州大学歯学部 6 年生)
G-4-③多職種連携(歯科衛生士、歯科技工士、医師、薬剤師、看護師、その他の関連
職種並びに介護職)によるチーム医療を経験する。(福岡歯科大 5 年生)

令和 4 年度版
学修項目

D-5-7、E-5-6 高齢者の歯科治療。
D-6-2、E-6-1 歯科専門職間の連携と多職種連携、チーム医療

対象学年
(学生数)

第 5 学年後期:福岡歯科大学(約 10 名の選択制実習)
第 6 学年前期:九州大学歯学部(約 10 名の選択制実習)

科目・コース
等の名称

福岡歯科大学と九州大学歯学部との連携臨床実習
福岡歯科大学 5 年生:周術期口腔機能管理実習(@九州大学病院)
九州大学歯学部 6 年生:介護施設における介護実習(@福岡歯科大学)

概要と方略

福岡歯科大学および九州大学の学生臨床実習の充実を図る目的で、平成 30 年に両
大学間で互恵的な協定を交わし、連携臨床実習を行っている。福岡歯科大学臨床実習
生は、九州大学病院において医科歯科連携による高度急性期医療として周術期口腔機
能管理実習を行い、九州大学歯学部臨床実習生は、福岡歯科大学関連介護施設におい
て、歯科訪問診療を含む介護実習を行う。
「周術期口腔機能管理実習」福岡歯科大学 5 年生 @九州大学病院
周術期口腔機能管理がどのように行われているかを理解するとともに、歯科医
師が多種多様な医療スタッフによるチーム医療のなかで、どのような役割を果
たしているかを学び取り、歯科医療連携をふまえた患者中心の歯科医療を実践
できるようになるために、周術期口腔機能管理に必要な知識、態度および技能を
身につける。
実施場所:九州大学病院周術期口腔ケアセンターおよび医科病棟
指導教員:九州大学病院 口腔総合診療科および高齢者歯科・全身管理歯科教員
実習内容:周術期管理、口腔ケア、口腔リハビリテーション、病棟往診、多職種
連携等
「介護実習」九州大学歯学部 6 年生 @福岡歯科大学
歯科臨床の場において頻繁に遭遇する要介護高齢者への対応を学び、医療従事者と
して必要な介護の基本的な技術を体験する。また、要介護高齢者における口腔ケアの
重要性を理解するとともに、介護現場の日常業務に参加することで、生活支援を体験
する。
実施場所:介護老人保健施設および特別養護老人ホーム
指導教員:福岡歯科大学 総合歯科学講座 高齢者歯科学分野教員
実習内容:認知機能検査、嚥下スクリーニング、口腔ケア、食事介助、歩行介
助、移乗介助、車椅子操作等

実施時間数

1日

評価
(いつ・誰
が・どの方法
で・どのよう
なツールで・
何のために)

各自実習後・実習指導教員(九州大学臨床実習生は自己評価も行う)・観察記
録・ルーブリック/ポートフォリオ(活動記録)・形成的評価

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