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参考資料4_歯学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版) (108 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00004.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第1回 7/19)《文部科学省》
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方略・評価の事例⑪
平成 28 年度
版学修項目

E-5-⑩栄養管理や食形態の調整を説明できる。
G-4-①地域医療・地域保健(在宅医療(訪問歯科診療を含む)、地域包括ケアシステム)
を経験する。

令和 4 年度版
学修項目

E-5-2-7 ライフステージに応じた栄養について指導できる。
D-5-7-8 高齢者の栄養状態の評価と栄養指導を理解している。
D-5-7-7 高齢者の嚥下障害の原因となる背景・疾患および摂食嚥下リハビリ
テーション(食形態の調整を含む)を理解している。
C-4-3-6 地域包括ケアシステムをはじめとする、地域における医療・保健・福祉・介
護の連携を理解している。
E-6-2-3 地域包括ケアシステムを経験する。

対象学年
(学生数)

第 4 学年後期(128 名)

科目・コース
等の名称

地域包括ケアと高齢者の歯科診療「介護施設実習・
地域包括実習・食物物性実習」

概要と方略

以前から複数の講座科目において「地域包括ケア」に関連する講義・実習を実施し
ており、歯学教育モデル・コア・カリキュラム(平成 28 年度改訂版)を受けて統合型科
目として平成 29 年度に講義が追加された追加された。その後、「人生 100 年時代を迎
えつつある我が国において、歯科医師として地域包括ケアシステムに参画し、地域の
包括的な支援・サービスの一環として歯科医療・介護を提供するために、歯科と医療・
保健・福祉・介護との連携に必要な知識・技能・態度を身につけること」を目的とし
て、実習科目が令和 2 年度に追加された。
本実習は、以下の 3 実習をもって構成されている。
「介護施設実習」
介護老人保健施設 2 箇所、グループホーム 1 箇所で実施。
この実習の方略は、15 名程度のグループで施設を訪問し、高齢者施設の種類や
入所者の特性を現場で学ぶことである。グループ事前学修では実習先の施設の制
度上の位置づけを調べ、実習先では施設職員から施設・入所者の特性を学び、職
員・入所者とコミュニケートし、あわせてそこでの歯科訪問診療を見学する。事
後に他のグループと情報交換することによって知識の幅を拡げる。
「地域包括支援センター実習」
8 特別区 17 地域包括支援センター等で実施。
この実習の方略は、学生が日常生活で目にすることのない地域包括支援センター
に 2~3 名グループで赴き、実際の業務を見学することである。グループ事前学
修では実習先の日常生活圏域の特徴や課題を把握し、実習先では各職種がどのよ
うな専門性をもって業務にあたっているかを見学する。事後に他のグループと情
報交換することによって知識の幅を拡げる。
「食物物性実習」
管理栄養士を養成する大妻女子大学家政学部食物学科の学生と合同で実施。
この実習の方略は、東京歯科大学生と大妻女子大学生の混合グループを作り、大妻女
子大の調理実習室にてミキサー粥を作成、物性測定を行う。これより、食品物性、食
品形態分類、特別用途食品の知識を習得する。さらに、症例提示をおこない混合グル
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