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規制改革推進に関する答申(案) (12 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/committee/220527/agenda.html
出典情報 規制改革推進会議(第13回 5/27)《内閣府》
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広く国民の声をお伺いして改革に結び付けるため、従来の「規制改革ホットライン」
を改組し、令和2年9月 25 日より「規制改革・行政改革ホットライン(縦割り 110
番)」を開設した。過去の年間受付数を大幅に上回る提案を受け付ける状況となった
ことから受付を一時停止していたが、令和3年8月 23 日に受付を再開した。
ホットラインに寄せられた案件は、規制所管府省に検討要請を行い、その回答をホ
ームページで公表している。また、規制所管府省から得られた回答を各ワーキング・
グループの担当事項ごとに整理し、各ワーキング・グループにおいて、更に精査・検
討を要する事項を厳選して議論を行い、その結果を個別具体的な改革事項の取りま
とめに活用した。
4.本答申の実現に向けて
本答申を内閣総理大臣に提出した後は、「実行」のステージである。取り上げた規
制改革事項全てについて直ちに改革に着手し、期限を切って着実に実現するために
は、改革実現までの工程表、すなわち「規制改革実施計画」を策定し、閣議決定する
ことが必要である。
規制の多くは利害対立の構造を内包しており、これが改革が遅れる主な要因とな
っている。改革を進めるためには、様々な立場にある関係者と議論・調整し、その構
造を突破していくことが求められる。本答申の内容が最大限実現されるよう、政治の
リーダーシップに強く期待するものである。
5.次のステップへ
規制改革については、これまで何度となく、答申、閣議決定が行われてきた。しか
し、そのフォローアップが的確に行われていないため、当初意図していた改革がその
とおりに進んでいないケースがしばしばみられる。
決定事項が骨抜きにならないよう、規制所管府省の検討等において、会議の意見が
適切に踏まえられているか、改革が逆行していないか等、会議として、しっかりとフ
ォローアップしていかなければならない。また、改革の実効性の担保や、フォローア
ップの効率化のため、例えば、KPI等による見える化を進めていくといった方策に
も取り組んでいく必要がある。

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