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資料1 介護保険制度の見直しに関する意見(案) (55 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67690.html |
| 出典情報 | 社会保障審議会 介護保険部会(第132回 12/22)《厚生労働省》 |
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1809
負担を求めることについて、議論を行った。
1810
1811
○
これについて、見直しに慎重な立場からは、
1812
・ 住宅型有料老人ホームは、在宅サービスも外付けサービスであるなど、住まいと同
1813
様の仕組みであるところ、これに対して利用者負担を求める場合、住む場所によって
1814
取扱いが変わるということになり、仕組みとして不適当
1815
・ 一部の不適切な有料老人ホームによる「囲い込み」問題への対応として、適切に運
1816
1817
営するホームも含めて負担を求めるのは不適当
・ 居宅サービスへの提供内容に対する有料老人ホームの事実上の関与・働きかけを認
1818
めることとも受け取られ、利用者本位が損なわれるおそれがあるのではないか
1819
との意見があった。
1820
1821
○
一方で、見直しに積極的な立場からは、
1822
・ 他サービスとの間の公平性の観点を踏まえて、利用者負担を導入すべき
1823
・ 住宅型有料老人ホームにおいては、実質的には施設サービスや特定施設と同様のサ
1824
ービス提供が行われている現状を踏まえて、ケアマネジメントの利用者負担を求め
1825
ることは、筋が通っているのではないか
1826
・ 中重度の要介護者が住む有料老人ホームについては、自宅等とは異なる位置付けを
1827
有するものであり、利用者負担の導入に異論はない
1828
・ 有料老人ホームについては、高齢者が集住し、その透明性が一定確保されているこ
1829
と等を考えると、一般的な在宅とは違った特徴と課題があり、独立性・透明性の担保
1830
を行いながら、負担を求めていくことは適切な方向性ではないか
1831
との意見があった。
1832
1833
1834
○
このほか、
・ 仮にこの案とする場合、一般の居宅介護支援も含めた利用者負担の議論に波及する
1835
ことを懸念しており、適切に線引きをした上で議論することが必要
1836
・ 仮にこの案とする場合でも、これで打ち止めとするわけではなく、ケアマネジメン
1837
トの専門性を評価することや、関心を高める観点から、低所得者にも配慮しつつ、引
1838
き続き幅広く負担の在り方を検討すべき
1839
・ 有料老人ホームと居宅介護支援事業所が、同一・関連法人、連携関係にある場合と
1840
そうでない場合との関係について、丁寧に整理することが必要
1841
との意見があった。
1842
1843
【検討の方向性】
1844
○
こうしたそれぞれの考え方に係る議論も踏まえつつ、また、改革工程において、
「第
53
負担を求めることについて、議論を行った。
1810
1811
○
これについて、見直しに慎重な立場からは、
1812
・ 住宅型有料老人ホームは、在宅サービスも外付けサービスであるなど、住まいと同
1813
様の仕組みであるところ、これに対して利用者負担を求める場合、住む場所によって
1814
取扱いが変わるということになり、仕組みとして不適当
1815
・ 一部の不適切な有料老人ホームによる「囲い込み」問題への対応として、適切に運
1816
1817
営するホームも含めて負担を求めるのは不適当
・ 居宅サービスへの提供内容に対する有料老人ホームの事実上の関与・働きかけを認
1818
めることとも受け取られ、利用者本位が損なわれるおそれがあるのではないか
1819
との意見があった。
1820
1821
○
一方で、見直しに積極的な立場からは、
1822
・ 他サービスとの間の公平性の観点を踏まえて、利用者負担を導入すべき
1823
・ 住宅型有料老人ホームにおいては、実質的には施設サービスや特定施設と同様のサ
1824
ービス提供が行われている現状を踏まえて、ケアマネジメントの利用者負担を求め
1825
ることは、筋が通っているのではないか
1826
・ 中重度の要介護者が住む有料老人ホームについては、自宅等とは異なる位置付けを
1827
有するものであり、利用者負担の導入に異論はない
1828
・ 有料老人ホームについては、高齢者が集住し、その透明性が一定確保されているこ
1829
と等を考えると、一般的な在宅とは違った特徴と課題があり、独立性・透明性の担保
1830
を行いながら、負担を求めていくことは適切な方向性ではないか
1831
との意見があった。
1832
1833
1834
○
このほか、
・ 仮にこの案とする場合、一般の居宅介護支援も含めた利用者負担の議論に波及する
1835
ことを懸念しており、適切に線引きをした上で議論することが必要
1836
・ 仮にこの案とする場合でも、これで打ち止めとするわけではなく、ケアマネジメン
1837
トの専門性を評価することや、関心を高める観点から、低所得者にも配慮しつつ、引
1838
き続き幅広く負担の在り方を検討すべき
1839
・ 有料老人ホームと居宅介護支援事業所が、同一・関連法人、連携関係にある場合と
1840
そうでない場合との関係について、丁寧に整理することが必要
1841
との意見があった。
1842
1843
【検討の方向性】
1844
○
こうしたそれぞれの考え方に係る議論も踏まえつつ、また、改革工程において、
「第
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