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資料1 介護保険制度の見直しに関する意見(案) (31 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67690.html |
| 出典情報 | 社会保障審議会 介護保険部会(第132回 12/22)《厚生労働省》 |
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991
家資格について、診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士、救急救命士、公認心
992
理師を追加することが適当である。
993
994
995
○
また、介護支援専門員実務研修受講試験の受験要件である5年の実務経験年数につ
いても、3年に見直すことが適当である。
996
997
(ケアマネジャーの業務の在り方の整理)
998
○
ケアマネジャーが、その専門性を一層発揮できるような環境を整備する観点から、
999
個々の利用者に対するケアマネジメント業務に注力できるよう、法定業務の中でも、ケ
1000
アプラン作成等業務については、ケアプランデータ連携システム等のICTの活用に
1001
よる効率化をより一層推進するとともに、法定業務の中でも、給付管理を始めとする事
1002
務的な業務については、ケアマネジャーに求められる役割との関係等も踏まえて、生産
1003
性向上や適切な業務分担のための環境整備等を推進することが必要である。
1004
1005
○
また、頼れる身寄りがいない高齢者等への生活課題への対応として、ケアマネジャー
1006
が担うことの多い法定外業務(いわゆるシャドウワーク)については、地域ケア会議も
1007
活用しながら地域課題として議論し、実効的な課題解決につながるような取組を推進
1008
することが考えられる。こうした議論を行う際、緊急時の対応など、高齢者に対する必
1009
要な支援が途切れることのないよう、十分に配慮することが必要である。
1010
1011
(ケアマネジャーの更新制・法定研修の見直し)
1012
○
利用者にとって適切な介護サービスを提供するためには、研修を通じたケアマネジ
1013
ャーの資質の確保・向上が重要であり、更新研修を含めた法定研修の意義は今後も変わ
1014
るものではないが、一方で、時間的・経済的負担が大きいとの声があるところであり、
1015
ケアマネジャーの資質の確保・向上を前提としつつ、利用者への支援に充当する時間の
1016
増加につなげる観点から、可能な限りこうした負担の軽減を図ることが重要である。
1017
1018
○
このため、近年では、適切なケアマネジメント手法を法定研修に組み入れるなど、ケ
1019
アマネジャーの専門性の向上に向けた取組が進んできたこと等を踏まえ、法定研修の
1020
受講を要件とした介護支援専門員証の有効期間の更新の仕組みは廃止(主任ケアマネ
1021
ジャーについても同様)とすることが適当である。
1022
1023
○
一方で、更新の仕組みを廃止したとしても、専門職として、新たな知識と技能の修得
1024
に継続的に取り組んでいくことの重要性は変わるものではなく、引き続き定期的な研
1025
修の受講を行うことを求めることが適当である。これにより、更新制と研修受講の紐付
1026
けがなくなり、研修を受講しないことで直ちに資格を失い、ケアマネジャーの業務がで
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家資格について、診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士、救急救命士、公認心
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理師を追加することが適当である。
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○
また、介護支援専門員実務研修受講試験の受験要件である5年の実務経験年数につ
いても、3年に見直すことが適当である。
996
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(ケアマネジャーの業務の在り方の整理)
998
○
ケアマネジャーが、その専門性を一層発揮できるような環境を整備する観点から、
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個々の利用者に対するケアマネジメント業務に注力できるよう、法定業務の中でも、ケ
1000
アプラン作成等業務については、ケアプランデータ連携システム等のICTの活用に
1001
よる効率化をより一層推進するとともに、法定業務の中でも、給付管理を始めとする事
1002
務的な業務については、ケアマネジャーに求められる役割との関係等も踏まえて、生産
1003
性向上や適切な業務分担のための環境整備等を推進することが必要である。
1004
1005
○
また、頼れる身寄りがいない高齢者等への生活課題への対応として、ケアマネジャー
1006
が担うことの多い法定外業務(いわゆるシャドウワーク)については、地域ケア会議も
1007
活用しながら地域課題として議論し、実効的な課題解決につながるような取組を推進
1008
することが考えられる。こうした議論を行う際、緊急時の対応など、高齢者に対する必
1009
要な支援が途切れることのないよう、十分に配慮することが必要である。
1010
1011
(ケアマネジャーの更新制・法定研修の見直し)
1012
○
利用者にとって適切な介護サービスを提供するためには、研修を通じたケアマネジ
1013
ャーの資質の確保・向上が重要であり、更新研修を含めた法定研修の意義は今後も変わ
1014
るものではないが、一方で、時間的・経済的負担が大きいとの声があるところであり、
1015
ケアマネジャーの資質の確保・向上を前提としつつ、利用者への支援に充当する時間の
1016
増加につなげる観点から、可能な限りこうした負担の軽減を図ることが重要である。
1017
1018
○
このため、近年では、適切なケアマネジメント手法を法定研修に組み入れるなど、ケ
1019
アマネジャーの専門性の向上に向けた取組が進んできたこと等を踏まえ、法定研修の
1020
受講を要件とした介護支援専門員証の有効期間の更新の仕組みは廃止(主任ケアマネ
1021
ジャーについても同様)とすることが適当である。
1022
1023
○
一方で、更新の仕組みを廃止したとしても、専門職として、新たな知識と技能の修得
1024
に継続的に取り組んでいくことの重要性は変わるものではなく、引き続き定期的な研
1025
修の受講を行うことを求めることが適当である。これにより、更新制と研修受講の紐付
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けがなくなり、研修を受講しないことで直ちに資格を失い、ケアマネジャーの業務がで
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