よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


05資料2-1森野委員提出資料(RSウイルス母子免疫ワクチンと抗体製剤ファクトシート) (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64997.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第32回 10/22)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

日本における価格設定、疾病負担、医療制度などの特徴を踏まえた費用対効果分析を実施し、国内の実態
に即した評価を行うことが望まれる。
諸外国の導入状況
諸外国では、乳幼児の RSV 感染症対策として「妊婦への母子免疫ワクチンの接種」または「乳児への
長期作用型抗体製剤投与」が推奨されている。妊婦へのワクチン接種は、米国、英国、フランス、豪州な
どで推奨される一方、カナダやドイツはデータ不足を理由に推奨していない。接種週数(28 週以降、ま
たは早産リスクを考慮し 32 週以降)や妊娠ごとの再接種についても各国の見解は分かれている。乳児へ
の抗体製剤投与も広く推奨されているが、対象は国によって様々である。フランスやドイツが生後 1 シ
ーズン目の全乳児を対象とするのに対し、米国、豪州は 8 か月未満の乳児、英国はハイリスク乳児に限
定している。母体接種後の乳児への投与が不要となる点や、2 シーズン目の投与がハイリスク児に限られ
る点は、多くの国で共通している。

7