表 5. RSVpreF ワクチン(アブリスボ)または抗体製剤(ニルセビマブ)の費用対効果分析：分析結果比較
筆頭著者・
No.

介入

比較対照

介入方針

分析の立場

製品の価格

費用対効果の分析結果

解釈

費用対効果が良好となるのは、

これらの介入は、適切な価格

1) MI 2.4-14.7 ドル

設定がなされれば費用対効果

2) ニルセビマブ 19.9 -144.2 ド

がある可能性がある。また、

ル

適切な時期に絞った季節的投

閾値

研究資金

掲載年・国
５つの戦略：
・妊婦ワクチン(MI)
・妊婦ワクチン
・ニルセビマブ
Liu D

(Resvax)

2021123

・ニルセビマブ

10,267 ドル

・小児ワクチン(PI)
1

介入なし

/QALY(中国の 2019
社会の立場

閾値分析

・妊婦ワクチン＋小児
中国８都市

公的資金
年の一人当たり

・小児へのワク

3) PI 28.7-201.0 ドル

与の方が、年間通じた投与よ

4) MPI 31.1-220.7 ドル

りも費用対効果が高い可能性

5) AP41.3-306.2 ドル

がある。

ワクチン(MPI)

GDP)

チン(仮想)
・ニルセビマブ＋小児
ワクチン(AP)

全員にニルセビマブ vs 高リス
・妊婦に ResVax

ク児のみニルセビマブ：軽度シ
ResVax 1560

・介入なし

・妊婦に ResVax+高リ

ーズンだと 39,414 加ドル

Nourbakhsh S

加ドル
・ニルセビマブ

・高リスク児に

スク児にニルセビマブ

2021124
2

/QALY、中等度シーズンだと
医療制度の

・妊婦ワクチン

パリビズマブ

・乳児全員にパリビズ

カナダ北極圏
・高リスク児に

ニルセビマブは非常に有効な

20,000, 100,000

戦略となる可能性が高い。

加ドル/QALY

5,255 加ドル/QALY、重度シー
立場

(ResVax)

ニルセビマ
ブは月齢に

マブ

公的資金

ズンだとドミナント

ヌナビク地域

より 1065ニルセビマブ

・乳児全員にニルセビ

妊婦ワクチン+高リスク乳児への
2048 加ドル

マブ

ニルセビマブ vs 未介入：全シ
ーズンでドミナント

Hodgson D

通年投与、流行シーズ

2022125

ンのみ投与、流行シー
高リスク児に

3

イギリス(イ

ニルセビマブ

ズン＋キャッチアップ

NHS の立場

(RSV 流行前に生後 6 か

ウェールズ)

月未満)投与

63 ポンド以下であれば流行シ

ズンに接種することが費用対効

ーズンに接種することが費用

果が良い、32 ポンド以下であれ

対効果が良い、32 ポンド以下

20,000

ば流行シーズン＋生後７月以下

であれば流行シーズン＋生後

ポンド/QALY

へのキャッチアップが費用対効

６ヶ月未満へのキャッチアッ

果が良い

プが費用対効果が良い

閾値分析

パリビズマブ
ングランド・

63 ポンド以下であれば流行シー

35

公的資金