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04 令和8年度予算概算要求主要事項 (52 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00003.html |
出典情報 | 令和8年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》 |
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(7)生命(いのち)の安全教育推進事業
1.趣
(前 年 度 予 算 額
18,752千円)
令和8年度要求額
30,823千円
旨
性犯罪・性暴力は被害者の尊厳を著しく踏みにじる行為であり、決して許されないもので
ある。
政府においては、令和2年6月「性犯罪・性暴力対策の強化の方針」
(性犯罪・性暴力対
策強化のための関係府省会議決定)
、令和5年3月に「性犯罪・性暴力対策の更なる強化の
方針」
(同会議決定)を策定しており、当該方針では、文部科学省に対し、関係府省とも連
携して、生命の尊さを学び命を大切にする教育や、自分や相手、一人ひとりを尊重する教育
を推進し、子供たちを性暴力の加害者にさせない、被害者にさせない、傍観者にさせないた
めの教育・啓発活動を実施することが求められている。
本年6月に策定された
「女性活躍・男女共同参画の重点方針 2025(女性版骨太の方針 2025)」
においては、
「生命(いのち)を大切にし、こどもたちを性暴力の加害者、被害者、傍観者
にさせないため、
「生命(いのち)の安全教育」を推進するとともに、自治体における普及
展開に関する取組を支援することで、全国展開を加速する。
」ことが明記され、同月に閣議
決定された「経済財政運営と改革の基本方針 2025(骨太の方針 2025)
」においても、
「生命
(いのち)の安全教育」を推進することが明記されている。
これまで生命(いのち)の安全教育推進事業では、教材・指導の手引きの作成、動画教材
の作成、モデル事業の実施等の取組を行うとともに、学校現場での実践をより後押しするた
め、事例集(令和3・4年度実践例)の公表や全国フォーラムの開催を行い、「生命(いの
ち)の安全教育」の全国展開を図ってきた。
令和4年 12 月には、生徒指導提要の改訂において、性犯罪・性暴力に関する対応につい
て生徒指導の観点から整理し、課題未然防止教育として、「各教科や道徳科、学級・ホーム
ルーム活動等において、全ての児童生徒が性犯罪・性暴力に対して適切な行動をとれる力を
身につけることができるように「生命(いのち)の安全教育」を実施」することとされ、生
徒指導における位置づけが明確化された。
このように、様々な取組を進めているところであるが、性犯罪・性暴力の撲滅に向けては、
取組の一層の加速が必要である。これまでの事業成果を活用しながら、全国の学校等におい
て「生命(いのち)の安全教育」が実施・拡大していくよう、更なる普及展開に向けた取組
を行う。
2.事業内容
(1)事業審査・評価委員会の開催
3,073 千円(3,072 千円)
学識経験者、学校関係者、地方公共団体、NPO 等の有識者で組織した委員会において、
50
1.趣
(前 年 度 予 算 額
18,752千円)
令和8年度要求額
30,823千円
旨
性犯罪・性暴力は被害者の尊厳を著しく踏みにじる行為であり、決して許されないもので
ある。
政府においては、令和2年6月「性犯罪・性暴力対策の強化の方針」
(性犯罪・性暴力対
策強化のための関係府省会議決定)
、令和5年3月に「性犯罪・性暴力対策の更なる強化の
方針」
(同会議決定)を策定しており、当該方針では、文部科学省に対し、関係府省とも連
携して、生命の尊さを学び命を大切にする教育や、自分や相手、一人ひとりを尊重する教育
を推進し、子供たちを性暴力の加害者にさせない、被害者にさせない、傍観者にさせないた
めの教育・啓発活動を実施することが求められている。
本年6月に策定された
「女性活躍・男女共同参画の重点方針 2025(女性版骨太の方針 2025)」
においては、
「生命(いのち)を大切にし、こどもたちを性暴力の加害者、被害者、傍観者
にさせないため、
「生命(いのち)の安全教育」を推進するとともに、自治体における普及
展開に関する取組を支援することで、全国展開を加速する。
」ことが明記され、同月に閣議
決定された「経済財政運営と改革の基本方針 2025(骨太の方針 2025)
」においても、
「生命
(いのち)の安全教育」を推進することが明記されている。
これまで生命(いのち)の安全教育推進事業では、教材・指導の手引きの作成、動画教材
の作成、モデル事業の実施等の取組を行うとともに、学校現場での実践をより後押しするた
め、事例集(令和3・4年度実践例)の公表や全国フォーラムの開催を行い、「生命(いの
ち)の安全教育」の全国展開を図ってきた。
令和4年 12 月には、生徒指導提要の改訂において、性犯罪・性暴力に関する対応につい
て生徒指導の観点から整理し、課題未然防止教育として、「各教科や道徳科、学級・ホーム
ルーム活動等において、全ての児童生徒が性犯罪・性暴力に対して適切な行動をとれる力を
身につけることができるように「生命(いのち)の安全教育」を実施」することとされ、生
徒指導における位置づけが明確化された。
このように、様々な取組を進めているところであるが、性犯罪・性暴力の撲滅に向けては、
取組の一層の加速が必要である。これまでの事業成果を活用しながら、全国の学校等におい
て「生命(いのち)の安全教育」が実施・拡大していくよう、更なる普及展開に向けた取組
を行う。
2.事業内容
(1)事業審査・評価委員会の開催
3,073 千円(3,072 千円)
学識経験者、学校関係者、地方公共団体、NPO 等の有識者で組織した委員会において、
50