（１）学校保健の推進

１．趣

（前 年 度 予 算 額

５５７，５８２千円）

令和８年度要求額

６００，２４９千円

旨

複雑化・多様化する児童生徒等の現代的健康課題に対応するため、外部講師を活用した教
育活動の支援、学校現場の実態や働き方改革に即した対応手法の開発、学校健康診断情報の
本人・保護者等への提供の電子化（学校健診 PHR）の推進等を通じて学校保健を一層推進す
る。

２．事業内容
（１）現代的な健康課題への対応
① 現代的な健康課題（がん教育等）理解増進事業

119,942 千円（47,940 千円）

• 外部講師を活用したがん教育等の現代的な健康課題理解増進事業
地域におけるがん教育の取組の成果について、全国への普及を図るとともに、あ
わせて、がんや生活習慣病（歯周病等）
、心の健康等に関する学習を通じて、自身の
生活行動を改善する力を育み、また、がんや難病、てんかん、摂食障害、ギャンブ
ル等依存症等、様々な病気を抱える人々への共感的な理解を深め、さらには、そう
した人々と共に生きる社会づくりに向けて、献血への理解等社会に貢献する意欲や
態度を養うため、地域の実情に応じた外部講師を活用した教育活動を支援する。ま
た、外師講師（医師等の専門家や患者・経験者等）を活用した授業動画を作成する
とともに、授業方法の検討や外部講師との調整等、授業の実施に当たり必要な事項
をまとめ、各学校における指導の充実を図る。
• 現代的な健康課題に対応した調査研究事業
複雑化・多様化する健康課題へ対応するため、学校現場の実態や働き方改革に則
した、より効果的な対応手法の開発に係る調査研究を実施する。
② 学校健康診断情報の PHR への活用推進事業

206,761 千円（226,870 千円）

政府全体の PHR（Personal Health Record）推進の方針を踏まえ、学校健診情報に
ついても本人や保護者等に電子的に提供できる環境の整備及び活用の促進を行う。ま
た、PMH（Public Medical Hub）と連携した保護者や学校等の負担軽減等に資する次
世代型学校健診 PHR の仕組みに関する調査研究を実施する。

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