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出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00272.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第3回 6/13)《厚生労働省》 |
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高齢者の救急搬送件数の増加、搬送時間の延長、患者さんご本人が事前に高度な治療を望まない
場合においても搬送される事例があることを踏まえて、2024年に救急医学会等から関係する医
療・介護・福祉・救急の現場への提言が発表された。
○ 意思決定支援、その内容を共有・確認し治療やケアに反映することが提言されている。
高齢者施設管理者・職員の方々・日常的に医療・ケアに関係する医療・福祉スタッフの方々への提言の概要
・ご本人やご家族等と、最期までの過ごし方、望む医療・ケアや看取りについて話し合い、その内容を多職種で共
有しませんか?
・配置医師、外部医師、看護・介護・ケア等のスタッフと、施設での急変時対応について、共有しておきましょう。
・高齢者の急変に備えましょう。(急変時にもかかりつけ医・嘱託医に連絡が取れる体制の整備、高齢者施設での
看護、介護の積極的かかわりにより、緊急性を要しない救急搬送や救急入院を回避するなど。)
急性期~慢性期病院の方々への提言の概要
・今後どのような人生を望むのか、ご本人とご家族等で話し合っていただき、多職種で支援、確認しましょう。
・地域全体で高齢者医療提供体制の再構築が必要です。
・急変時(救急外来でも)ACPの対話の状況を確認し、治療とケアのゴールの確認をしましょう。
・救急外来でも状況に応じた適切な医療・ケアを提供できる体制を整備しましょう。
消防職員の方々への提言の概要
・高齢者施設、地域の医療・福祉スタッフとの連携強化をお願いします。
・搬送依頼を受けて現場に到着したら、傷病者のDNARが判明した際の体制整備をお願いします。
・用語の理解を共に深めましょう。
出典:日本救急医学会高齢者救急委員会、日本救急医学会雑誌.2025; 36: 63-81
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