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出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00272.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第3回 6/13)《厚生労働省》 |
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【回復期リハビリテーション病棟の背景と現況について】
• 回復期リハビリテーション病棟の病床数は、直近10年で約1.4倍に増えている。
• 各入院料ごとの40床あたりの療法士数について、回復期リハビリテーション病棟入院料が特に多かった。
【回復期リハビリテーション病棟と地域包括ケア病棟との相違点について】
• 「新たな地域医療構想のとりまとめ」において、病床機能報告における機能区分について、回復期を包括期に
見直す検討が行われている。
• 入棟している患者の要介護度や認知症高齢者の日常生活自立度の分布は類似していた。両病棟に入棟している
疾患もみられた。
【回復期リハビリテーション病棟に入棟する患者像について】
• 介護度が重くなるに従い、FIM利得は減少し、特に要介護度4、5では、FIM利得が比較的小さい。また、要介
護状態の80歳以上の患者の入院患者全体に占める割合は、施設によってばらつきが見られた。
• 回復期リハビリテーション病棟1・2における重症患者割合は、約40~50%であった。
【リハビリテーション実績指数の除外対象患者について】
• リハビリテーション実績指数の除外対象患者割合は3割となっているが、いずれかの除外項目が該当する患者
の割合が全施設において3割を超えていた。
• FIM利得がマイナスになる患者が多くの施設で存在した。
【廃用症候群リハビリテーションについて】
• 平均リハビリテーション単位数とFIM利得の関係性について、廃用症候群リハビリテーションは運動器リハビリ
テーションと似たパターンであり、脳血管疾患等リハビリテーション料とは異なっていた。
• 病棟における廃用症候群リハビリテーションの実施割合が比較的多い医療機関があった。
【課題】
○ 上記の現状について、どのように評価するか。
○ 上記の現状を踏まえて、更に検討を進めるべき事項についてどのように考えるか。
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