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出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00272.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第3回 6/13)《厚生労働省》 |
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【慢性期の医療提供体制について】
○ 療養病棟入院基本料の注11に規定していた経過措置が令和6年5月末に終了となった。
○ 「新たな地域医療構想のとりまとめ」においては、慢性期の医療提供体制については、地域の慢性期医療・在
宅医療の需要に対して、在宅医療・介護等のデータも踏まえ、地域の資源の状況に応じて、療養病床だけでな
く、在宅医療や介護施設・高齢者向け住まい等とあわせて構築していくことが重要とされている。
【令和6年度改定における医療区分の見直しについて】
○ 令和6年度診療報酬改定で医療区分の見直しが行われた。療養病棟入院料1では、12.8%の医療機関が「医療
区分2・3の患者が8割以上」の要件を満たしていなかった。
○ 療養病棟から一定期間に退棟した患者において、特掲診療料の施設基準等別表第7・8に該当する疾患の割合
は少なかった。
【中心静脈栄養・経腸栄養管理加算・摂食機能又は嚥下機能の回復に必要な体制について】
○ 中心静脈栄養の実施状況は令和6年度診療報酬改定の前後で大きく変わらなかった。
○ 中心静脈実施中の患者に高い頻度で身体拘束を実施している病棟がみられた。
○ 経腸栄養管理加算を算定している医療機関は10%に満たなかった。届出できない理由として、栄養サポート
チーム加算の届出をしていないことが最多であった。
○ 摂食機能又は嚥下機能の回復に必要な体制については、療養病棟入院料1を届け出ている施設では約3割、入
院料2を届け出ている施設では約4割が整備できていなかった。
【課題】
○ 上記の現状について、どのように評価するか。
○ 上記の現状を踏まえて、更に検討を進めるべき事項についてどのように考えるか。
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