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参考資料 持続可能な社会保障制度の構築(財政各論Ⅱ)(参考資料) (41 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20250423zaiseia.html |
出典情報 | 財政制度等審議会 財政制度分科会(4/23)《財務省》 |
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地域支援体制加算に係る経緯
○ かかりつけ薬剤師が機能を発揮し、地域医療に貢献する保険薬局の体制を評価する、地域支援体制加算については、令和6年度診療報酬改定に
おいて要件の一定の見直しが図られたが、引き続き、地域医療への貢献を的確に評価できているか検証を行い、必要な対応を検討する必要。
【令和6年度診療報酬改定について(答申書)附帯意見】
調剤報酬に関しては、地域の医薬品供給拠点としての役割を担い、かかりつけ機能を発揮して地域医療に貢献する薬局の整備を進めるため、今回改定による影響の調査・検証を行
うとともに、薬局・薬剤師業務の専門性をさらに高め、質の高い薬学的管理の提供への転換を推進するための調剤報酬の在り方について引き続き検討すること。
施設基準の見直し
1 地域医療に貢献する体制を有することを示す実績(①~⑩の実績要件)
2 地域における医薬品等の供給拠点としての対応
ア 十分な数の医薬品の備蓄、周知(医療用医薬品1,200品目)
イ 薬局間連携による医薬品の融通等
ウ 医療材料及び衛生材料を供給できる体制
エ 麻薬小売業者の免許
オ 集中率85%超の薬局は、後発品の調剤割合70%以上
カ 取り扱う医薬品に係る情報提供体制
3 休日、夜間を含む薬局における調剤・相談応需体制
ア 一定時間以上の開局
イ 休日、夜間の開局時間外の調剤・在宅業務に対応できる体制
ウ 当該薬局を利用する患者からの相談応需体制
エ 夜間・休日の調剤、在宅対応体制(地域の輪番体制含む)の周知
実績要件の見直し
加算名
地域支援体制
加算1
地域支援体制
加算2
地域支援体制
加算3
地域支援体制
加算4
点数
39点→32点
47点→40点
17点→10点
39点→32点
算定基準
なし
3項目以上
④は必須
3項目以上
8項目以上
3項目以上
④⑦は必須
8項目以上
要件
基本料1
基本料1・特調基B以外
①夜間・休日等の対応実績
400回以上
40回以上
400回以上
②麻薬の調剤実績
10回以上
1回以上
10回以上
③重複投薬・相互作用等防止加算等の実績
40回以上
20回以上
40回以上
5 医療安全に関する取組の実施
ア プレアボイド事例の把握・収集
イ 医療安全に資する取組実績の報告
ウ 副作用報告に係る手順書を作成
④かかりつけ薬剤師指導料等の実績
40回以上
20回以上
40回以上
⑤外来服薬支援料1の実績
12回以上
1回以上
12回以上
6 かかりつけ薬剤師の届出
⑥服用薬剤調整支援料の実績
1回以上
1回以上
7 管理薬剤師の届け出
⑦単一建物診療患者が1人の在宅薬剤管理
の実績
24回以上
24回以上
⑧服薬情報等提供料に相当する実績
60回以上
30回以上
60回以上
⑨小児特定加算の算定実績
(新設)
1回以上
(新設)
1回以上
⑩薬剤師認定制度認証機構が認証している研
修認定制度等の研修認定を取得した保険薬剤
師が地域の多職種と連携する会議への出席
5回以上
1回以上
5回以上
4 在宅医療を行うための関係者との連携体制等の対応
ア 診療所又は病院及び訪問看護ステーションと円滑な連携
イ 保健医療・福祉サービス担当者との連携体制
ウ 在宅薬剤管理の実績 24回以上
エ 在宅に係る研修の実施
8 患者毎に服薬指導の実施、薬剤服用歴の作成
9 研修計画の作成、学会発表などの推奨
10 患者のプライバシーに配慮、椅子に座った状態での服薬指導
11 地域医療に関連する取組の実施
ア 一般用医薬品及び要指導医薬品等(基本的な48薬効群)の販売
イ 健康相談、生活習慣に係る相談の実施
ウ 緊急避妊薬の取扱いを含む女性の健康に係る対応
エ 当該保険薬局の敷地内における禁煙の取扱い
オ たばこの販売禁止(併設する医薬品店舗販売業の店舗を含む)
赤字:令和6年度改定において、追加等されたもの。
緑字:令和6年度改定において、実績要件から施設基準に移行等されたもの。
(注)特調基:特別調剤基本料の略。 青字:令和6年度改定からの修正点。
(出所)厚生労働省「令和6年度診療報酬改定の概要【調剤】」 40
○ かかりつけ薬剤師が機能を発揮し、地域医療に貢献する保険薬局の体制を評価する、地域支援体制加算については、令和6年度診療報酬改定に
おいて要件の一定の見直しが図られたが、引き続き、地域医療への貢献を的確に評価できているか検証を行い、必要な対応を検討する必要。
【令和6年度診療報酬改定について(答申書)附帯意見】
調剤報酬に関しては、地域の医薬品供給拠点としての役割を担い、かかりつけ機能を発揮して地域医療に貢献する薬局の整備を進めるため、今回改定による影響の調査・検証を行
うとともに、薬局・薬剤師業務の専門性をさらに高め、質の高い薬学的管理の提供への転換を推進するための調剤報酬の在り方について引き続き検討すること。
施設基準の見直し
1 地域医療に貢献する体制を有することを示す実績(①~⑩の実績要件)
2 地域における医薬品等の供給拠点としての対応
ア 十分な数の医薬品の備蓄、周知(医療用医薬品1,200品目)
イ 薬局間連携による医薬品の融通等
ウ 医療材料及び衛生材料を供給できる体制
エ 麻薬小売業者の免許
オ 集中率85%超の薬局は、後発品の調剤割合70%以上
カ 取り扱う医薬品に係る情報提供体制
3 休日、夜間を含む薬局における調剤・相談応需体制
ア 一定時間以上の開局
イ 休日、夜間の開局時間外の調剤・在宅業務に対応できる体制
ウ 当該薬局を利用する患者からの相談応需体制
エ 夜間・休日の調剤、在宅対応体制(地域の輪番体制含む)の周知
実績要件の見直し
加算名
地域支援体制
加算1
地域支援体制
加算2
地域支援体制
加算3
地域支援体制
加算4
点数
39点→32点
47点→40点
17点→10点
39点→32点
算定基準
なし
3項目以上
④は必須
3項目以上
8項目以上
3項目以上
④⑦は必須
8項目以上
要件
基本料1
基本料1・特調基B以外
①夜間・休日等の対応実績
400回以上
40回以上
400回以上
②麻薬の調剤実績
10回以上
1回以上
10回以上
③重複投薬・相互作用等防止加算等の実績
40回以上
20回以上
40回以上
5 医療安全に関する取組の実施
ア プレアボイド事例の把握・収集
イ 医療安全に資する取組実績の報告
ウ 副作用報告に係る手順書を作成
④かかりつけ薬剤師指導料等の実績
40回以上
20回以上
40回以上
⑤外来服薬支援料1の実績
12回以上
1回以上
12回以上
6 かかりつけ薬剤師の届出
⑥服用薬剤調整支援料の実績
1回以上
1回以上
7 管理薬剤師の届け出
⑦単一建物診療患者が1人の在宅薬剤管理
の実績
24回以上
24回以上
⑧服薬情報等提供料に相当する実績
60回以上
30回以上
60回以上
⑨小児特定加算の算定実績
(新設)
1回以上
(新設)
1回以上
⑩薬剤師認定制度認証機構が認証している研
修認定制度等の研修認定を取得した保険薬剤
師が地域の多職種と連携する会議への出席
5回以上
1回以上
5回以上
4 在宅医療を行うための関係者との連携体制等の対応
ア 診療所又は病院及び訪問看護ステーションと円滑な連携
イ 保健医療・福祉サービス担当者との連携体制
ウ 在宅薬剤管理の実績 24回以上
エ 在宅に係る研修の実施
8 患者毎に服薬指導の実施、薬剤服用歴の作成
9 研修計画の作成、学会発表などの推奨
10 患者のプライバシーに配慮、椅子に座った状態での服薬指導
11 地域医療に関連する取組の実施
ア 一般用医薬品及び要指導医薬品等(基本的な48薬効群)の販売
イ 健康相談、生活習慣に係る相談の実施
ウ 緊急避妊薬の取扱いを含む女性の健康に係る対応
エ 当該保険薬局の敷地内における禁煙の取扱い
オ たばこの販売禁止(併設する医薬品店舗販売業の店舗を含む)
赤字:令和6年度改定において、追加等されたもの。
緑字:令和6年度改定において、実績要件から施設基準に移行等されたもの。
(注)特調基:特別調剤基本料の略。 青字:令和6年度改定からの修正点。
(出所)厚生労働省「令和6年度診療報酬改定の概要【調剤】」 40