調剤報酬の体系
◆ 調剤報酬の構成

薬剤師の対人業務（患者や医療関係者とのやり取り）
などを評価

薬学管理料

調剤技術料

（加算料）
麻薬管理指導加算、特定薬剤管理指導加算３、吸入薬指導加算 など

薬剤調製や取り揃え・監査業務などを評価

（加算料）
自家製剤加算、計量混合調剤加算

服薬の交付・服薬指導

服薬管理指導料

（加算料）
地域支援体制加算、後発医薬品調剤体制加算、連携強化加算、
在宅薬学総合体制加算、医療DX推進体制整備加算

薬剤調製料

患者情報等の分析・評価、処方内容の薬学的分
析、調剤設計

調剤管理料

医薬品の備蓄、建物、調剤用機器等の
体制整備に関する経費

調剤基本料

かかりつけ薬剤師指導料

など

「かかりつけ薬剤師」が、処方医と連携して患者の服
薬状況を一元的・継続的に把握した上で患者に対
して服薬指導等を行う

（加算料）
麻薬管理指導加算、特定薬剤管理指導加算３、吸入薬指導加算 など

薬剤料

服薬情報等提供料

特定保険医療材料料

調剤後薬剤管理指導料
在宅患者訪問薬剤管理指導料
在宅移行初期管理料

調剤後の服用状況を把握した上で、保険医療
機関等へ情報提供を行う
糖尿病患者、慢性心不全患者に対する服薬状
況等の確認等
在宅訪問での薬学管理
退院直後など計画的に実施する訪問薬剤管理
指導の前段階で患家を訪問し、多職種と連携

など

◆ 処方箋１枚当たりの調剤報酬のうち、技術料部分の内訳（2,540円、令和５年度）

0%

調剤基本料
31.3%

薬剤調製料
17.4%

（794円／8.5％）

（443円／4.7％）

10%

20%

30%

40%

加算料 2.7%
（69円／0.7％）
薬学管理料
48.6%
（1,234円／13.2％）

50%

60%

70%

80%

90%

100%

（出所）厚生労働省「調剤医療費（電算処理分）の動向～令和５年度版～」
（注）カッコ内に表示されている金額は、令和5年度処方箋1枚当たり調剤報酬の額（9,343円）における金額と割合。技術料部分は、全体の27.2%を占め、残るは薬剤料（6,785円/72.6%）、特定保険医療材料料
（18円/0.2%）となる。

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