よむ、つかう、まなぶ。
参考資料 持続可能な社会保障制度の構築(財政各論Ⅱ)(参考資料) (26 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20250423zaiseia.html |
出典情報 | 財政制度等審議会 財政制度分科会(4/23)《財務省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
かかりつけ医機能の評価の全体像(現行)
○ 2026年度診療報酬改定は、かかりつけ医機能報告制度の施行後に訪れる最初の報酬改定。これまで先行して進められてきた「か
かりつけ医機能の報酬上での評価」について改めて精査し、整理することが必要。
○ 特に、初診・再診料に係る各種加算や「日常的な健康管理」を評価する各報酬項目を含め、かかりつけ医機能の最大限の発揮を可
能とする報酬体系を確立していくことが求められる。その際、診療側の提供体制や経営上の都合ではなく、真に患者本位の治療を実
現できる報酬体系となるよう、関係する評価項目の抜本的な見直しを図るべき。
① 診療行為に対する評価
② 体制整備に対する評価
■機能強化加算(H30改定で新設)※
■地域包括診療料、加算(H26改定で新設)
•
•
複数の慢性疾患(高血圧、糖尿病、脂質異常症、認知症、慢性心不全又は慢性腎臓
病の6つのうち2つ以上)を有する患者に対し、継続的かつ全人的な医療を
行うことについての評価。(診療料は月1回の包括点数)
上記の患者に対し、療養上必要な指導等を行うにつき必要な体制(研
修を受けた医師等)が整備されている必要がある。
【届出医療機関数(令和5年)】
•
適切な受診につながるような助言及び指導を行うこと等、質の高い診療機能
を有する体制(地域包括診療料の届出等や保健福祉サービスを担う医師の
配置等)が整備されている必要がある。
【届出医療機関数(令和5年)】
病院 1,289 診療所 13,518
■在宅療養支援診療所・病院(H18改定で新設)
小児に対する、継続的かつ全人的な医療を行うことについての評価。
小児の患者のかかりつけ医として療養上必要な指導等を行うにつき必要な
体制が整備されている必要がある。
【届出医療機関数(令和5年)】
専門医療機関への受診の要否の判断、一元的な服薬管理等を含めた、診
療機能を評価する加算。(初診料への加算)
※ 地域包括診療料・加算あるいは小児かかりつけ診療料などの届出が要件
診療料 病院 51 診療所 226
加算
診療所 5,956
■小児かかりつけ診療料(H28改定で新設)
•
•
•
病院 6 診療所2,246
•
地域において在宅医療を支える24時間の窓口として、他の病院、診療所等
と連携を図りつつ、24時間往診、訪問看護等を提供する診療所・病院を評
価。 (在宅時医学総合管理料等において、高い評価を設定)
【届出医療機関数(令和5年)】
病院 2,021 診療所 14,755
③ そのほか、連携や紹介等に対する評価
■紹介割合等による減算(H24改定で新設)
■連携強化診療情報提供料(R4改定で改称等)
•「紹介受診重点医療機関」や、かかりつけ医機能を有する医療機関が、地域の
診療所等から紹介された患者について診療情報を提供した場合を評価。
※届出不要
•紹介患者・逆紹介患者の受診割合が低い特定機能病院等(※)を紹介状なしで
受診した患者等に係る初診料・外来診療料を減算する規定。 ※届出不要
※特定機能病院、地域医療支援病院、紹介受診重点医療機関、その他400床以上の医療機関
25
○ 2026年度診療報酬改定は、かかりつけ医機能報告制度の施行後に訪れる最初の報酬改定。これまで先行して進められてきた「か
かりつけ医機能の報酬上での評価」について改めて精査し、整理することが必要。
○ 特に、初診・再診料に係る各種加算や「日常的な健康管理」を評価する各報酬項目を含め、かかりつけ医機能の最大限の発揮を可
能とする報酬体系を確立していくことが求められる。その際、診療側の提供体制や経営上の都合ではなく、真に患者本位の治療を実
現できる報酬体系となるよう、関係する評価項目の抜本的な見直しを図るべき。
① 診療行為に対する評価
② 体制整備に対する評価
■機能強化加算(H30改定で新設)※
■地域包括診療料、加算(H26改定で新設)
•
•
複数の慢性疾患(高血圧、糖尿病、脂質異常症、認知症、慢性心不全又は慢性腎臓
病の6つのうち2つ以上)を有する患者に対し、継続的かつ全人的な医療を
行うことについての評価。(診療料は月1回の包括点数)
上記の患者に対し、療養上必要な指導等を行うにつき必要な体制(研
修を受けた医師等)が整備されている必要がある。
【届出医療機関数(令和5年)】
•
適切な受診につながるような助言及び指導を行うこと等、質の高い診療機能
を有する体制(地域包括診療料の届出等や保健福祉サービスを担う医師の
配置等)が整備されている必要がある。
【届出医療機関数(令和5年)】
病院 1,289 診療所 13,518
■在宅療養支援診療所・病院(H18改定で新設)
小児に対する、継続的かつ全人的な医療を行うことについての評価。
小児の患者のかかりつけ医として療養上必要な指導等を行うにつき必要な
体制が整備されている必要がある。
【届出医療機関数(令和5年)】
専門医療機関への受診の要否の判断、一元的な服薬管理等を含めた、診
療機能を評価する加算。(初診料への加算)
※ 地域包括診療料・加算あるいは小児かかりつけ診療料などの届出が要件
診療料 病院 51 診療所 226
加算
診療所 5,956
■小児かかりつけ診療料(H28改定で新設)
•
•
•
病院 6 診療所2,246
•
地域において在宅医療を支える24時間の窓口として、他の病院、診療所等
と連携を図りつつ、24時間往診、訪問看護等を提供する診療所・病院を評
価。 (在宅時医学総合管理料等において、高い評価を設定)
【届出医療機関数(令和5年)】
病院 2,021 診療所 14,755
③ そのほか、連携や紹介等に対する評価
■紹介割合等による減算(H24改定で新設)
■連携強化診療情報提供料(R4改定で改称等)
•「紹介受診重点医療機関」や、かかりつけ医機能を有する医療機関が、地域の
診療所等から紹介された患者について診療情報を提供した場合を評価。
※届出不要
•紹介患者・逆紹介患者の受診割合が低い特定機能病院等(※)を紹介状なしで
受診した患者等に係る初診料・外来診療料を減算する規定。 ※届出不要
※特定機能病院、地域医療支援病院、紹介受診重点医療機関、その他400床以上の医療機関
25