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居宅介護支援事業所に勤務する介護支援専門員の“やりがい”と“カスタマーハラスメント”に関する実態調査報告書 (27 ページ)

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出典情報 居宅介護支援事業所に勤務する介護支援専門員の“やりがい”と“カスタマーハラスメント”に関する実態調査報告書(4/1)《日本介護支援専門員協会》
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Q22.介護支援専門員の“カスタマーハラスメント”に関するエピソード、意見、要望
以下、自由記述回答の一部を抜粋し、原文ママで掲載しています。
(誤字脱字の修正は行っておりません)


(ポジティブなエピソード、意見)
・家族仲の悪い利用者・親族間のトラブルに巻き込まれたことがあるが、会社側が全面的に
バックアップしフォローしてくれた。
・管理者として、事業所の介護支援専門員が受けたカスタマーハラスメントに対しては対応
を行なっているが、利用者を見捨てるようなことをしてはならないという考え方や捉え方
が人によって様々であり、見切ることができない介護支援専門員が我慢している実態はま
だまだあると考えています。
・最近でカスタマハラスメントの事例は感じませんが、数年前にカスタマハラスメントを受
けたことがあります。 その時に 県の協会の方にご相談をしました。そこで弁護士さんと
の繋がりを持てたり アドバイスをいただきとても助かりました。同僚がやはりカスタマー
ハラスメントを受けたことがあります。
・金銭の受授がないので対等に話しができているのは事実
・カスタマーハラスメント防止のため,利用者に寄り添い信頼関係を作るよう努力しています。
・カスタマーハラスメントにあたるものを受けたことはありません。
・17 年ケアマネしていますが、認知症の利用者様を除けば一度もありません。本当に恵まれ
てるなと思います。
・カスタマーハラスメントに当たるのか?どうかと言った小さな出来事は多々あるのですが、
地域包括との連携により解決しています。1 人で抱え込まない様にしています。
(ネガティブなエピソード、意見)
・以前勤めてたところで、入所していた方を在宅復帰で対応したが、施設に対してのストレ
スや不満をぶつけられた。上司も守ってもらえず。精神的に病んでしまい休職して、退職
することになった。
・耳が遠い方が多く、耳元で話して欲しいと傍に行くと太腿を手で触られたり、
「夜が眠れん
け一緒に寝てくれ」等と言われることは日常茶飯事。

「税金を払っているんだからそれくらいしても当たり前」と利用者家族からの言葉があった。
個々の日常生活に沿った介護は単純ではない難しさを感じる。
・異性の高圧的なご家族相手だと、一人で訪問するのも怖い事があります。上司に相談して
も同行してもらえない時もあり、電話口で口調の強い時は身の危険を感じ、訪問前に家族
に何分連絡がなかったら電話してほしい。出なければ事業所に電話してほしいと言ったこ
ともありました。そんな怖い思いをしてまで続けないといけない仕事なのか後日上司に問
うと、しないといけないこともあるという返答でした。仕事は好きですが、sos に応じてく
れない体制では続けたいと思えません。
・介護保険の自立に反してさまざまな要因で依存が強いと本来の支援につながらず、本人本
位になるなど、はがゆさや、やり続ける意義を見つけることに苦慮する
・夜中で明け方でも関係なくメールを送ってきて、返事がないとメールを連発され、汚い言
葉のオンパレード。お前は役立たずだとメールが最後に来ていたのを見た時は傷付きまし
た。ケアマネも人間なんです。
・エピソード自体をあまり思い出したくありません。

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