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提案書03(0399頁~0598頁)医療技術評価・再評価提案書 (34 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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⑥普及性

年間対象患者数(人)

7,467,921

国内年間実施回数(回)

22,403,763

※患者数及び実施回数の推定根拠等

令和2年度 レセプト情報(NDA 第7回NDBオープンデータ)より酸素吸入 平均3日間/人と推定して年間対象患者数を計算

⑦医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)

日本では、学会発表や書籍への執筆など認知度の高まりを見せている。また、海外では安全性の高い酸素ボンベの使用が一
般的であり、その高いシェア率は学会発表でも取り上げられているが、日本での導入率は大変低い。(2020年 第30回日本臨
床工学会 安全性の向上した酸素ボンベとボンベ残量警報装置の導入率調査 東大和病院 梶原 吉春 他)

・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)

施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体
制等)

J024 酸素吸入からJ028 インキュベータ(=J201 酸素加算 対象)算定可能な全ての患者 病院規模、病院・診療所を問わず

人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門
性や経験年数等)

なし

その他
(遵守すべきガイドライン等その他の
要件)

該当なし

⑧安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度

副作用 等のリスクは発生しないと考える。

⑨倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)

なし


妥当と思われる診療報酬の区分
⑩希望する診療
報酬上の取扱い

点数(1点10円)

30

その根拠

C159-2 呼吸同調式デマンドバルブ加算 291点/月 を参考に、酸素吸入患者1ヶ月10回 (30点×10日間)と仮定して算出

区分
関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(③対象疾
患に対して現在
行われている医
療技術を含む)

予想影響額

その他(右欄に記載する。)

番号
技術名

特にない
なし

具体的な内容

なし

特になし

プラスマイナス

増(+)

予想影響額(円)
その根拠

約3億3,600万
国内年間実施回数×30点 ×1/20(⑥普及性) 本装置を付けた酸素ボンベを使用する場合を、現在の普及状況と製品の販売
実績から全体の5%と仮定する。ただ今後インシデント減少効果の実績から毎年増加していく可能性はある。

備考

なし

⑪提案される医療技術において使用される医薬品、医療機
酸素で~る SV (酸素で~る SV,一般医療機器 高圧ガスレギュレータ, EPJメディカルサービス株式会社)、フロージェント
器又は体外診断薬
ルプラストリオ2 (フロージェントルプラストリオ2,一般医療機器 高圧ガスレギュレータ,株式会社 ネリキ) 他
(主なものを記載する)
⑫提案される医療技術の海外における公的医療保険(医療
保障)への収載状況
※ 該当する場合、国名、制度名、保険適用上の特徴
(例:年齢制限)等

2)調べたが収載を確認できない

特になし

⑬提案される医療技術の先進医療としての取扱い
⑭その他

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要

⑯参考文献2

⑯参考文献3

⑯参考文献4

⑯参考文献5

d. 届出はしていない
特になし

⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

⑯参考文献1

1)を選択した場合は、下の欄に詳細を記載。

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要

公立陶生病院 臨床工学技師長;春田良雄
共有すべき医療事故情報「酸素ボンベ残量の管理に関連した事例」(第17回報告書)について
日本医療機能評価機構
医療事故情報収集等事業 第 44 回報告書 (2015年 10 月~ 12 月)
酸素ボンベの残量がゼロになり酸素投与がなされなかったことが契機となり、一時的であっても患者に大きな影響を及ぼし
た可能性がある。
2020 医療と質・安全学会誌 院内搬送におけるベット移乗に関連したインシデント分析
自治医科大学付属さいたま医療センター 麻酔科・集中治療部 讃井 將満 他
医療と質・安全学会誌 Vol.15 No.3 (2020) p.234-239 (2017年 第44回 集中治療医学会 学術集会 発表)
酸素投与関連 ボンベ元栓の開栓忘れ 10.5%、インシデントの種類は酸素投与(中略)に関連した割合が高い。
医療スタッフの酸素ボンベに関する意識調査
東大和病院 臨床工学科 梶原 吉春 他
2018年 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
酸素ボンベ 看護師 他、265名アンケート結果。開栓忘れをしたことがある 50名(50/265=18%)
酸素療法 移動にまつわるトラブル/人工呼吸 移動にまつわるトラブル
公立陶生病院 看護局 7N病棟 看護主任 福家 寛樹/東大和病院 臨床工学科 石高 拓也
人工呼吸ケア トラブル回避力アップガイド p.12-17/p.161-164
酸素ボンベ使用時の(中略)ヒヤリ・ハットは減少/緊急対応が必要なケースでは、スムーズに酸素吸入に切り替え
酸素ボンベに関する院内インシデント対策
公立陶生病院 臨床工学部 野堀 耕佑他
2023年 日本呼吸療法医学会
ボンベを酸素デールに変更することで5年間に37件発生していた酸素の元バルブ忘れはが0件に減少

※⑮については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等
の関連団体や研究者等の名称を記載すること。

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