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提案書03(0399頁~0598頁)医療技術評価・再評価提案書 (159 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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概要図書式

提案番号(6桁)

申請技術名

申請学会名

239103

通院・在宅精神療法 児童思春期共同指導加算

日本児童青年精神医学会

【技術の概要】
16歳未満の通院・在宅精神療法を算定する患者に
対して、医師による支援と合わせて、精神科を担
当する医師の指示のもと保健師、看護師、精神保
健福祉士または公認心理師が療養生活上の支援や
指導を患者又はその家族に行った場合に、初回算
定から1年を限度として月一回に限り、所定点数
(250点)を加算する。同一日にI002の注3、
注4に掲げる加算は別に算定できない。

【既存の治療法との比較】
通院・在宅精神療法の注3の加算は20歳未満で1年以内
であり、注4の児童思春期精神科専門管理加算は施設基
準が厳しく。全国で届け出医療機関は、診療所は全国
で21(令和3年度)に過ぎない 。
日本児童青年精神科・診療所連絡協議会の調査による
と、初診のうち70%以上が16歳未満の機関では公認心
理師、看護師の配置はそれ以外の機関に比べて多く
なっていた。

【対象疾患】
16歳未満の通院・在宅精神療法を算定している患
者。精神疾患全般。看護師や公認心理師による療養
生活上の支援や指導を患者又はその家族に行う必要
があるもの。

医指示を受けた看護師など
・インテーク面接
・他院受診時の援助
・保護者の相談・指導
・心理検査の評価
・アセスメントの作成
・結果説明
・学校などとの連携・対応
・福祉機関との連携・対応
・ケース会議出席

【有効性及び診療報酬上の取扱い】
医師による支援に加えて、保健師、看護師、精神
保健福祉士または公認心理師がかかわることで、
児童精神科医の負担を軽減し、薬物療法に偏重し
ない統合的かつ、効率的な治療が可能となり、初
診待機待ち期間の短縮が期待できる。

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