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提案書03(0399頁~0598頁)医療技術評価・再評価提案書 (135 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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医療技術評価提案書(保険既収載技術用)
整理番号

238201

※事務処理用

提案される医療技術名
申請団体名

CT・MRI撮影

通則の見直し

28放射線科

主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科

画像診断における臨床情報の適切な記載

日本磁気共鳴医学会

リストから選択
関連する診療科(2つまで)
リストから選択

提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無



過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する

提案当時の医療技術名

リストから選択



有無をリストから選択

追加のエビデンスの有無



診療報酬区分
診療報酬番号

再評価区分(複数選択可)

通則もしくはE200及びE202
1-A

算定要件の見直し(適応)

該当する場合、リストから○を選択

1-B

算定要件の見直し(施設基準)

該当する場合、リストから○を選択

1-C

算定要件の見直し(回数制限)

該当する場合、リストから○を選択

2-A

点数の見直し(増点)

該当する場合、リストから○を選択

2-B

点数の見直し(減点)

該当する場合、リストから○を選択



項目設定の見直し

該当する場合、リストから○を選択



保険収載の廃止

該当する場合、リストから○を選択



新規特定保険医療材料等に係る点数

該当する場合、リストから○を選択



その他(1~5のいずれも該当しない)

「6

提案される医療技術の概要(200字以内)

その他」を選んだ場合、右欄に記載


通則もしくは留意事項通知に追記

画像診断第3節コンピューター断層撮影診断料の通則もしくはE200,202等の留意事項通知に、以下の文章を追記する。
「撮影の際、適応やプロトコル等の判断のために必要な臨床情報(撮影目的や既往歴、現病歴等)が明示されていること。」

文字数: 114

再評価が必要な理由

検査適応を決めるうえで検査閾値、治療閾値は重要であり、予想される検査結果により診断や治療方針が変わりうる場合に初めて検査の適応があ
る。このため、検査依頼を行う前にその臨床情報により検査前確率を想定し、依頼する検査の特性を理解し、当該検査結果により治療開始の判断
が下せるか、鑑別診断を除外できるかなどを考慮した上で検査適応を考えることが重要である。また、その際、より検査前確率を上げるためには
適切なプロトコル設定が必要であるが、その際も事前の臨床情報が重要である。臨床医としては常識と考えられるが、適切な臨床情報がない検査
により診断に至らない場合は患者の不利益に直結することでもあり、今般通則に記載していただきたい。

【評価項目】

①再評価すべき具体的な内容
(根拠や有効性等について記載)

②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項

「撮影の際、適応やプロトコル等の判断のために必要な臨床情報(撮影目的や既往歴、現病歴等)が明示されていること。」等の文章を通則もし
くは検査の留意事項通知に記載していただきたい。
撮影の際は、依頼文に記載されている臨床情報に基づいて検査の正当性を評価し、最適な撮影方法や造影剤の投与法、プロトコル等について検査
計画を立てることとなる。不足している情報はカルテやその他の検査情報などからも入手するが、依頼医の主たる撮影目的は何か、結果をどのよ
うに活用するか、といった情報が不足することにより、不正確な撮影方法となったり、誤った診断解釈となったりすることも考えられる。また、
放射線診断医だけでなく、放射線技師や看護師などにとっても、臨床情報は重要であり、それによる医療過誤を防止することにつながる。

点数表には記載されていない



診療報酬区分(再掲)
診療報酬番号(再掲)

通則もしくはE200及びE202

医療技術名

画像診断における臨床情報の適切な記載
治癒率、死亡率やQOLの改善等の長期予 -
後等のアウトカム

③再評価の根
拠・有効性
ガイドライン等での位置づけ

ガイドライン等での記載なし(右欄にガイドライン等 日本医学放射線学会 画像診断ガイドライン、次世代の画像診断に向けた画像診断報告書
の改訂の見込み等を記載する。)
に関する提言での評価を検討している。

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