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提案書03(0399頁~0598頁)医療技術評価・再評価提案書 (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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1)名称

Home High-Flow Nasal Cannula Oxygen Therapy for Stable Hypercapnic COPD: A Randomized Clinical Trial

2)著者

Kazuma Nagata, Keisuke Tomii ,et al

3)雑誌名、年、月、号、ページ

American journal of respiratory and critical care medicine, 2022 Dec, 206(11), 1326-1335

4)概要

目的: HOTにHFTを併用することで、HOTのみの場合と比較して、COPD増悪を低減できるかを検証する。
対象: COPD、HOT患者
比較: 治療群 HOT+HFT、対照群 HOT
方法: 慢性的な低酸素血症を呈するCOPD(93名)に対し、多施設共同、RCT、オープンラベル、平行群間比較 (各群について52週間) 形式で、
HOTのみの場合とHFTを併用した場合で、増悪の発生回数などを比較。
結果: 主要評価項目であるCOPD増悪(中等症以上)の回数は、HFNC+HOT群ではHOT群と比較して有意に少なかった(1.0回/年対2.5回/年
(p=0.002)).また初回のCOPD増悪(中等症以上)までの期間もHFNC+HOT群ではHOT群と比較して有意に長かった(中央値は未達対25週
(p=0.032))。
付記: 臨床研究登録番号 (clinicaltrials.gov) NCT03282019

1)名称

Long-term effects of oxygen-enriched high-flow nasal cannula treatment in COPD patients with chronic hypoxemic respiratory failure

2)著者

Line Hust Storgaard, et al

3)雑誌名、年、月、号、ページ

International Journal of COPD, 2018, April, 13, 1195-1205

4)概要

目的: HOTにHFTを併用することで、HOTのみの場合と比較して、増悪を低減できるかを検証する。
対象: COPD、HOT患者
比較: 治療群 HOT+HFT、対照群 HOT
方法: 慢性的な低酸素血症を呈するCOPD(200名)に対し、多施設共同、RCT、オープンラベル、平行群間比較 (各群について12か月) 形式
で、HOTのみの場合とHFTを併用した場合で、増悪の発生回数などを比較。
結果: HOTにHFTを併用することで、HOTのみの場合と比較し、12ヶ月間に発生した増悪回数が有意に減少。
付記: 臨床研究登録番号 (ClinicalTrials.gov) NCT02731872

1)名称

COPD診断と治療のためのガイドライン2022[第6版]

⑭参考文献1

⑭参考文献2

⑭参考文献3

2)著者

日本呼吸器学会

3)雑誌名、年、月、号、ページ

COPD診断と治療のためのガイドライン2022[第6版] 、2022年

4)概要

・終末期呼吸困難への対処としてHFTは有効
・Ⅱ型呼吸不全を呈する増悪患者において、NPPV忍容性がない(かつIPPVの適応がない)場合の選択肢となりうる

1)名称

在宅ハイフローセラピーの手引き

2)著者

ハイフローセラピー研究会

3)雑誌名、年、月、号、ページ

⑭参考文献4
4)概要

ハイフローセラピー研究会 発行、2019年
1.ハイフローセラピーが慢性呼吸不全に対して有効である生理学的機序
2.在宅で使用するハイフローセラピー機種
3.消耗品とその管理方法
4.導入方法
5.患者教育:在宅ハイフローセラピーを導入する患者、家族への指導
6.対象となる病態とその目標および設定
7.ハイフローセラピーの禁忌と中止基準
8.トラブル対応
【ハイフローセラピー導入手技チェックリスト】 機器の使用方法を指導する際に、指導の進行状況や手技の習得状況がわかるよう、全33項目
(アドヒアランスに関する項目:6項目、開始する際の項目:6項目、実際に停止する際の項目:4項目、トラブル対応に関する項目:5項目、手入れ方
法に関する項目:4項目、装着状況に関する項目:8項目)についてチェックする。

1)名称

Nasal high-flow versus noninvasive ventilation in patients with chronic hypercapnic COPD

2)著者

Jens Bräunlich, et al

3)雑誌名、年、月、号、ページ

International Journal of Chronic Obstruct Pulmonary Disease, 2019, July, 5 (14), 1411-1421

4)概要

目的: 高二酸化炭素血症を有する安定期COPD患者に対するNPPVとHFTの治療効果を比較する。
対象: COPD、HOT患者
比較: 治療群 HOT+HFT、比較群 HOT+NPPV
方法: 慢性的な高二酸化炭素血症をCOPD(102名)に対し、多施設共同、RCT、オープンラベル、クロスオーバー(各群について6週間)形式で、
HOTとNPPV併用の場合と、HOTとHFT併用の場合を比較。
結果:HOTとHFT併用群でPCO2はベースライン対比で4.7%低減 (95% CI 1.8-7.5, p=0.002) 、HOTとNPPV併用群では同指標において7.1%低減 (95%
CI 4.1-10.1, P<0.001)。治療群と比較群とのpCO2の低減値の差異は-1.4 mmHgであり、有意差はなかった (95% CI -3.1-0.4, P=0.12)。
付記: 臨床研究登録番号 (ClinicalTrials.gov) NCT02007772

⑭参考文献5

※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。

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