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規制改革推進に関する答申(令和5年6月1日) (30 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/publication/p_index.html
出典情報 規制改革推進に関する答申(6/1)《内閣府》
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を早期に検討する。
(7) 生産性向上に企業が取り組みやすい環境整備のための毒物及び劇物の製造登録の
合理化
【令和5年度早期に検討を開始、結論を得次第速やかに措置】
<基本的考え方>
毒物及び劇物取締法(昭和 25 年法律第 303 号)では、保健衛生上の危害の防
止の観点から毒物又は劇物を指定しており、有機シアン化合物等については包括
的に毒物又は劇物に指定している。毒物又は劇物の製造業者の登録に当たっては、
製造を予定する個別物質ごとに品目登録を求めており、性状が類似すると考えら
れる物質群についても包括的な登録は認められていない。このため、新規の品目
を生産する前に、製造品目の修正をその都度行う必要があることが、生産性向上
の障害となっている。
国内企業が化学研究で国際競争に勝ち抜き、新たな価値の創造やイノベーショ
ンによる国内経済の成長と消費者の生活の質向上を実現するためには、生産性向
上に資する不断の取組が必要であり、規制の合理化等でこれらを支援する必要が
ある。
以上の基本的考え方に基づき、以下の措置を講ずるべきである。
<実施事項>
厚生労働省は、毒物及び劇物取締法が求める、毒物又は劇物に指定した物質を
販売又は授与の目的で製造する場合に事業者が当該事業者を管轄する都道府県
知事に行う品目の登録に関し、包括的に毒物又は劇物に指定している有機シアン
化合物等について、実際の登録事務を行っている自治体や、関連する企業・業界
団体へのヒアリング等の実態調査を行うとともに、まずは有機シアン化合物の適
切な管理の観点から、品目登録の合理化方策を令和5年度早期に検討を開始し、
結論を得次第速やかに措置する。
(8) イノベーションや地域の課題に応えるラストワンマイル配送・交通
ア イノベーションや地域の課題に応えるラストワンマイル配送の実現
【a,b:(前段)措置済み、
(後段)令和5年度検討開始、結論を得次第速やかに措置、
c:令和5年検討・結論、令和5年度措置、
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