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特定細胞加工物等の微生物学的安全性に関する指針第2版(案)[856KB] (24 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_73503.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 再生医療等評価部会(第117回 5/28)《厚生労働省》 |
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別添
real-time「 PCR のように増幅産物を開放して扱う操作がない場合にはこのような汚
染リスクは少ないが、用いた反応プレートのシールの剥がれなどが起きないようにし、
使用済みのプレート等を適切に廃棄することにより増幅産物の汚染を防止することが
非常に重要である。いずれにしても、核酸増幅産物等の環境汚染を防ぐための対策が、
再現性のある、高感度な検査の実施において重要であり、図3に示したような安全対
策が強く推奨される。
②
環境常在微生物の菌種の確認
採用しようとする NAT の妥当性及び検出可能な菌種の情報に関しては、CPC におけ
る環境モニタリングによる環境常在微生物の菌種の情報や細胞採取、原材料からの汚
染の可能性等を含めて選択する必要がある。汚染の要因としては採取時、細胞加工時、
培養工程、原材料からの汚染などが想定される。このために環境モニタリングによっ
てどのような菌種が検出されることがあるのかを確認しておくことも重要である。ま
た皮膚常在菌など高頻度で汚染を起こす菌種が確実に検出できることを示すことも重
要である。
③
検出された環境常在微生物を用いた確認
NAT での検出感度の確認においてはこれらの菌種を被験検体に添加して抽出、増幅
試験を行い、十分に微生物のゲノムの回収・検出が可能であることを示すことも重要
である。
④
核酸抽出に用いる資材の DNA 汚染リスク
被験検体から用手法により核酸抽出を行う場合には、用いるチップやチューブなど
のプラスチック製品が、細菌由来 DNA に汚染されていることがしばしばある。このた
めに、DNA 汚染のないプラスチック製品を選択する必要がある。すなわち一部のプラ
スチック製品は製造環境や保存、流通などの環境からの細菌由来 DNA の汚染があるこ
とが知られており、そのために DNA 汚染のないものを選択することにより検出のバッ
クグランドを低減する必要がある。
⑤
特定細胞加工物等に由来するゲノムの目的検出感度への影響
被験物の選択については、例えば迅速無菌試験に供する特定細胞加工物等が浮遊培
養か接着培養で増幅する細胞であるかなども考慮する必要がある。基本的には製造し
た特定細胞加工物等からサンプリングして試験を行うべきではあるが、製造後にでき
るだけ早く患者に投与しなければならないケースなど時間的な制限から、最終工程に
おける培養上清や細胞洗浄液などを代替として用いるケースも多い。例えば培養上清
から採取する場合でも浮遊培養を行う場合では汚染菌と特定細胞加工物等の細胞成分
を分離することは困難であり、目的とする細胞ごと核酸抽出を行う必要があることも
想定される。このような場合、核酸抽出した被験物には共存する特定細胞加工物等か
らのゲノムが多く混在することにより感度が大きく影響される可能性がある。そのた
めに細胞量を変化させた標準菌を細胞懸濁液に播種して核酸抽出を行い、最適な被験
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real-time「 PCR のように増幅産物を開放して扱う操作がない場合にはこのような汚
染リスクは少ないが、用いた反応プレートのシールの剥がれなどが起きないようにし、
使用済みのプレート等を適切に廃棄することにより増幅産物の汚染を防止することが
非常に重要である。いずれにしても、核酸増幅産物等の環境汚染を防ぐための対策が、
再現性のある、高感度な検査の実施において重要であり、図3に示したような安全対
策が強く推奨される。
②
環境常在微生物の菌種の確認
採用しようとする NAT の妥当性及び検出可能な菌種の情報に関しては、CPC におけ
る環境モニタリングによる環境常在微生物の菌種の情報や細胞採取、原材料からの汚
染の可能性等を含めて選択する必要がある。汚染の要因としては採取時、細胞加工時、
培養工程、原材料からの汚染などが想定される。このために環境モニタリングによっ
てどのような菌種が検出されることがあるのかを確認しておくことも重要である。ま
た皮膚常在菌など高頻度で汚染を起こす菌種が確実に検出できることを示すことも重
要である。
③
検出された環境常在微生物を用いた確認
NAT での検出感度の確認においてはこれらの菌種を被験検体に添加して抽出、増幅
試験を行い、十分に微生物のゲノムの回収・検出が可能であることを示すことも重要
である。
④
核酸抽出に用いる資材の DNA 汚染リスク
被験検体から用手法により核酸抽出を行う場合には、用いるチップやチューブなど
のプラスチック製品が、細菌由来 DNA に汚染されていることがしばしばある。このた
めに、DNA 汚染のないプラスチック製品を選択する必要がある。すなわち一部のプラ
スチック製品は製造環境や保存、流通などの環境からの細菌由来 DNA の汚染があるこ
とが知られており、そのために DNA 汚染のないものを選択することにより検出のバッ
クグランドを低減する必要がある。
⑤
特定細胞加工物等に由来するゲノムの目的検出感度への影響
被験物の選択については、例えば迅速無菌試験に供する特定細胞加工物等が浮遊培
養か接着培養で増幅する細胞であるかなども考慮する必要がある。基本的には製造し
た特定細胞加工物等からサンプリングして試験を行うべきではあるが、製造後にでき
るだけ早く患者に投与しなければならないケースなど時間的な制限から、最終工程に
おける培養上清や細胞洗浄液などを代替として用いるケースも多い。例えば培養上清
から採取する場合でも浮遊培養を行う場合では汚染菌と特定細胞加工物等の細胞成分
を分離することは困難であり、目的とする細胞ごと核酸抽出を行う必要があることも
想定される。このような場合、核酸抽出した被験物には共存する特定細胞加工物等か
らのゲノムが多く混在することにより感度が大きく影響される可能性がある。そのた
めに細胞量を変化させた標準菌を細胞懸濁液に播種して核酸抽出を行い、最適な被験
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