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特定細胞加工物等の微生物学的安全性に関する指針第2版(案)[856KB] (22 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_73503.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 再生医療等評価部会(第117回 5/28)《厚生労働省》 |
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別添
②
外部委託で NAT を行う場合の留意点
外部検査機関等で NAT による無菌試験を実施する場合には、十分な施設要件を満た
すとともに、高感度な NAT を実施することができる専門性を有する者によって試験が
実施されるべきである。陽性コントロールの取り扱いなどの懸念点もあることから、
NAT のために限定した施設を用いることが望ましい。また試験の委託に際しては、被
験検体の移送や被験検体からの抽出のタイミングを含めて試験結果に影響を与えない
ことを確認しておく必要がある。一方で、外部検査機関で NAT を行う場合には、被験
検体の輸送を含めて判定結果が得られるまでに時間を要するために、迅速に結果が得
られないという欠点がある。
さらに試験結果が得られるまで、製造した特定細胞加工物等を保管する場合、保管
期間中に微量な汚染菌の増殖が起こる可能性についても検討しておく必要がある。
NAT は局方無菌試験に比べると、検出限界値が高く微量の汚染を見逃がす可能性があ
ることを念頭に置く必要がある。このため、例えば、NAT で検出できない微量の汚染
が起きている可能性も想定し、委託先の外部検査機関での試験終了までの保管条件に
も十分に配慮する必要がある。さらに、特性細胞加工物等の機能等に影響しない範囲
で、微量の汚染が生じていたとしてもその増殖が起こらないような条件に保管してお
くことが望ましい。
(3) NAT の設定に当たっての技術的考慮事項
NAT を特定細胞加工物等の迅速無菌試験法として採用する際には、その NAT が目的に
照らして十分な検出感度や精度をもっていることを確認するために、1)検出可能な菌
種、2)どのような被験物に適用可能か、3)被験検体からの核酸抽出操作法・抽出効率、
4)核酸抽出した被験検体の核酸増幅機序と増幅産物の検出法、5)「 キャリーオーバーな
どの妨害要因の排除、6)「得られた結果からの判定基準やアルゴリズム、などを評価して
おく必要がある。
①
標榜検出感度や精度が得られるかの確認
迅速無菌試験用 NAT キットとして当該キットを開発した企業がすでに十分なバリデ
ーションを実施している場合には、試験法全体のバリデーションを再度実施する必要
はないが、適用しようとする特定細胞加工物等に対して開発企業が標榜する標榜検出
感度や精度が得られることを確認する必要がある。検出感度は通常 95%以上の感度で
検出されるゲノム量を検出限界値(Limit-of-detection;LOD)として規定されるこ
とが多く、これは定性的検出限界と定義されている。一方、定性的検出限界の3倍量
が定量的検出限界とされ、この定量的検出限界の被験用量(ゲノム量)については採用
した NAT で必ず検出できなければならない量として検出系の感度設定が行われる。ま
た後述する各試験における陽性ランコントロールは基本的にこの定量的検出限界量を
用いて行うことになる。ただし、このような非常に低濃度ランコントロールを正確に
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②
外部委託で NAT を行う場合の留意点
外部検査機関等で NAT による無菌試験を実施する場合には、十分な施設要件を満た
すとともに、高感度な NAT を実施することができる専門性を有する者によって試験が
実施されるべきである。陽性コントロールの取り扱いなどの懸念点もあることから、
NAT のために限定した施設を用いることが望ましい。また試験の委託に際しては、被
験検体の移送や被験検体からの抽出のタイミングを含めて試験結果に影響を与えない
ことを確認しておく必要がある。一方で、外部検査機関で NAT を行う場合には、被験
検体の輸送を含めて判定結果が得られるまでに時間を要するために、迅速に結果が得
られないという欠点がある。
さらに試験結果が得られるまで、製造した特定細胞加工物等を保管する場合、保管
期間中に微量な汚染菌の増殖が起こる可能性についても検討しておく必要がある。
NAT は局方無菌試験に比べると、検出限界値が高く微量の汚染を見逃がす可能性があ
ることを念頭に置く必要がある。このため、例えば、NAT で検出できない微量の汚染
が起きている可能性も想定し、委託先の外部検査機関での試験終了までの保管条件に
も十分に配慮する必要がある。さらに、特性細胞加工物等の機能等に影響しない範囲
で、微量の汚染が生じていたとしてもその増殖が起こらないような条件に保管してお
くことが望ましい。
(3) NAT の設定に当たっての技術的考慮事項
NAT を特定細胞加工物等の迅速無菌試験法として採用する際には、その NAT が目的に
照らして十分な検出感度や精度をもっていることを確認するために、1)検出可能な菌
種、2)どのような被験物に適用可能か、3)被験検体からの核酸抽出操作法・抽出効率、
4)核酸抽出した被験検体の核酸増幅機序と増幅産物の検出法、5)「 キャリーオーバーな
どの妨害要因の排除、6)「得られた結果からの判定基準やアルゴリズム、などを評価して
おく必要がある。
①
標榜検出感度や精度が得られるかの確認
迅速無菌試験用 NAT キットとして当該キットを開発した企業がすでに十分なバリデ
ーションを実施している場合には、試験法全体のバリデーションを再度実施する必要
はないが、適用しようとする特定細胞加工物等に対して開発企業が標榜する標榜検出
感度や精度が得られることを確認する必要がある。検出感度は通常 95%以上の感度で
検出されるゲノム量を検出限界値(Limit-of-detection;LOD)として規定されるこ
とが多く、これは定性的検出限界と定義されている。一方、定性的検出限界の3倍量
が定量的検出限界とされ、この定量的検出限界の被験用量(ゲノム量)については採用
した NAT で必ず検出できなければならない量として検出系の感度設定が行われる。ま
た後述する各試験における陽性ランコントロールは基本的にこの定量的検出限界量を
用いて行うことになる。ただし、このような非常に低濃度ランコントロールを正確に
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