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総-1入院・外来医療等の調査・評価分科会におけるこれまでの検討状況について検討結果 (8 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60772.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第614回 8/6)《厚生労働省》 |
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(分科会での評価・分析に関する意見)
○ 同作業グループにおいて、複雑性係数の評価方法について検討するに当たって
は、複雑性係数が、何を評価するものであるか、明らかにする必要があるので
はないかといった意見があった。
○ これに対しては、DPC 制度における「急性期」は、過去の DPC 評価分科会での
議論において、「患者の病態が不安定な状態から、治療によりある程度安定し
た状態に至るまで」と定義された点や、機能評価係数が、「急性期」を反映す
る係数として設計された点等から、複雑性係数についても、これらの価値を反
映する指標とすべきではないかといった意見があった。
○ 同作業グループにおいて、入院初期を特に重視する趣旨で、入院日数の
25%tile 値までの包括範囲出来高点数に着目して分析を行うべきではないかと
いった指摘があった。
3-2.再入院・再転棟ルールについて(別添資料① P122~P128)
○ DPC 制度においては、入院初期を重点評価するため、入院期間Ⅰの1日当たり
の点数を相対的に高く設定している。
○ 患者を短期間で退院・再入院させ、単価の高い入院期間Ⅰを繰り返し算定する
事例に対応する観点から、一定の条件を満たす再入院及び再転棟については、
一連の入院とみなすこととし、累次の改定を行ってきた。
○ DPC 病棟からの転棟後、再転棟までの日数の分布の分析を行ったところ、DPC
制度において一連の入院と見なされなくなる、8日目の再転棟の件数が突出し
て多かった。
(分科会での評価・分析に関する意見)
○ DPC/PDPS 等作業グループにおいて、DPC 制度を構成する医療機関の内訳が変
化しており、DPC 算定病床以外の病床を有する医療機関の割合が増加している
ことから、「再転棟」が起こりやすい状況になっているのではないかといった
指摘があった。
3-3.点数設定方式について(別添資料① P129~P132)
○ DPC 制度 においては、入院初期を重点評価するため、在院日数に応じた3段
階の定額報酬を設定しており、具体的には、入院初期に要する医療資源投入量
等に応じ入院初期に要する医療資源投入量等に応じて、5種類の点数設定方式
を設けている。
○ 点数設定方式D以外においては、第Ⅱ日は平均在院日数により規定されている。
○ 診断群分類毎の平均在院日数について、ばらつきが小さく、標準化が進んでい
る診断群分類がみられた。一方で、ばらつきが大きく、十分に標準化が進んで
いない診断群分類もみられた。
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○ 同作業グループにおいて、複雑性係数の評価方法について検討するに当たって
は、複雑性係数が、何を評価するものであるか、明らかにする必要があるので
はないかといった意見があった。
○ これに対しては、DPC 制度における「急性期」は、過去の DPC 評価分科会での
議論において、「患者の病態が不安定な状態から、治療によりある程度安定し
た状態に至るまで」と定義された点や、機能評価係数が、「急性期」を反映す
る係数として設計された点等から、複雑性係数についても、これらの価値を反
映する指標とすべきではないかといった意見があった。
○ 同作業グループにおいて、入院初期を特に重視する趣旨で、入院日数の
25%tile 値までの包括範囲出来高点数に着目して分析を行うべきではないかと
いった指摘があった。
3-2.再入院・再転棟ルールについて(別添資料① P122~P128)
○ DPC 制度においては、入院初期を重点評価するため、入院期間Ⅰの1日当たり
の点数を相対的に高く設定している。
○ 患者を短期間で退院・再入院させ、単価の高い入院期間Ⅰを繰り返し算定する
事例に対応する観点から、一定の条件を満たす再入院及び再転棟については、
一連の入院とみなすこととし、累次の改定を行ってきた。
○ DPC 病棟からの転棟後、再転棟までの日数の分布の分析を行ったところ、DPC
制度において一連の入院と見なされなくなる、8日目の再転棟の件数が突出し
て多かった。
(分科会での評価・分析に関する意見)
○ DPC/PDPS 等作業グループにおいて、DPC 制度を構成する医療機関の内訳が変
化しており、DPC 算定病床以外の病床を有する医療機関の割合が増加している
ことから、「再転棟」が起こりやすい状況になっているのではないかといった
指摘があった。
3-3.点数設定方式について(別添資料① P129~P132)
○ DPC 制度 においては、入院初期を重点評価するため、在院日数に応じた3段
階の定額報酬を設定しており、具体的には、入院初期に要する医療資源投入量
等に応じ入院初期に要する医療資源投入量等に応じて、5種類の点数設定方式
を設けている。
○ 点数設定方式D以外においては、第Ⅱ日は平均在院日数により規定されている。
○ 診断群分類毎の平均在院日数について、ばらつきが小さく、標準化が進んでい
る診断群分類がみられた。一方で、ばらつきが大きく、十分に標準化が進んで
いない診断群分類もみられた。
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