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総-1入院・外来医療等の調査・評価分科会におけるこれまでの検討状況について検討結果 (37 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60772.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第614回 8/6)《厚生労働省》
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(分科会での評価・分析に関する意見)
○ D to P with D について、医療的ケア児に対する診療や訪問診療における耳鼻
科等の疾患に対する評価が考えられるのではないかという意見があった。
13-3.D to P with N について(別添資料④ P87~P90)
○ 令和6年度診療報酬改定において再診料・外来診療料に係る看護師等遠隔診療
補助加算が新設され、届出医療機関数は令和7年4月1日時点で 78 施設とな
っており、研修受講者も合計約 4,000 名程度となっている。
○ オンライン診療を受けた感想として、「対面診療であればすぐに受けられる検
査や処置が受けられないと感じた」と回答した患者が 45.3%、オンライン診療
より対面診療を希望する理由として、「検査や処置がすぐに受けられるから」
が 83.2%で最多であった。
○ 規制改革実行計画(令和7年6月 13 日閣議決定)において、D to P with N
における診療報酬の算定方法に不明確な部分があるとの指摘があった。
(分科会での評価・分析に関する意見)
○ D to P with N においては、看護師等による診療の補助等も行われていること
から、その評価については明確化も含めて検討してはどうかという意見があっ
た。
13-4.へき地等におけるオンライン診療について(別添資料④ P91~P93)
○ 第8次医療計画におけるへき地の医療提供体制において、主要3事業の評価の
うち、オンライン診療を活用して行った巡回診療・代診医派遣についても、主
要3事業の実績に含めることが明確化されたところ。
○ 令和5年度実績によると、巡回診療を実施したへき地拠点病院のうち、オンラ
イン診療による巡回診療を実施した医療機関数が7施設(7.1%)であった。ま
た、へき地診療所において、へき地の住民に対するオンライン診療で活用した
と回答した医療機関は 75 施設(6.7%)で、受診者が患家にいるケースよりも
受診者が診療所にいるケースの件数が多かった。
○ 二次医療圏別の算定回数について、医療機関住所地ベースでは、東京都(23
区内)での算定回数が多く、66 の二次医療圏で算定回数が0回であった。患
者住所地ベースでは、全ての二次医療圏で算定されていた。
【今後の検討の方向性】
○ オンライン診療と対面診療の診療内容の違いについて、更に分析を進める。
○ オンライン診療による向精神薬の処方実態について、更に分析を進める。
○ D to P with D について、医療的ケア児に対する診療や訪問診療における耳鼻
科等の疾患に対する診療実態を踏まえ、更なる分析を進める。
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