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総-1入院・外来医療等の調査・評価分科会におけるこれまでの検討状況について検討結果 (14 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60772.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第614回 8/6)《厚生労働省》 |
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の時期等を踏まえ、どのような取組が効果的なのかといった検討を進めるべき
との指摘があった。
○ 高齢であるほど在院日数が長いのは当然の結果であると思われ、どのような患
者を受け入れているかを、急性期を含む入院の評価に組み込んではどうかとの
意見があった。
○ 下り搬送については、最初の搬送先が、病床稼働率等の観点で、本来その病院
で診療する必要のない患者を入院させるという事象もあるようなので、機能分
化を進めても経営できるよう、評価を検討していってはどうかとの意見があっ
た。
4-2.地域包括ケア病棟入院料について(別添資料② P40~P48)
○ 令和6年度改定で、入院 41 日目以降は入院料が低減する仕組みが導入された
ものの、地域包括ケア病棟における入院日数の中央値は 23 日程度で、改定前
後で変化はみられなかった。
○ 地域包括ケア病棟及び病室を届け出ている病棟における在宅復帰率は、入院
料・管理料1~2において 90%以上の施設が基準を満たしており、改定前後
を比較すると、改定後に高い傾向がみられた。入院料・管理料3~4において
は在宅復帰率の施設基準を満たしていない施設がみられた。
○ 地域包括ケア病棟における自宅等からの直接の入院割合は、医療機関毎にばら
ついていた。
○ 地域包括ケア病棟の入院患者数上位 50 位までの疾患について、1 日あたりの
包括内の出来高換算点数は地域包括医療病棟と比べて一定の範囲に集中してい
た。短期滞在手術等基本料3に該当する疾患では、請求点数が高い傾向にあっ
た。
○ 地域包括ケア病棟では、管理栄養士の配置基準はなく、栄養管理に係る加算や
管理料は包括されている。病棟における管理栄養士の配置数は全病棟種類の中
でも少なく病棟で業務に従事している時間も短い傾向であり、低栄養リスクが
スクリーニングで把握されている割合は低かった。
(分科会での評価・分析に関する意見)
○ 地域包括ケア病棟の患者数上位2疾患が白内障や大腸ポリープであることにつ
いては、病棟の役割をふまえてどのように評価するか検討が必要であるととも
に、地域包括医療病棟にそうした患者が少ないことは初日の B 得点3点以上の
患者が5割という要件が影響している可能性があるとの意見があった。
○ 管理栄養士が介入することによって経口摂取に復せる割合は多いと思われ、管
理栄養士の介入を評価する視点は重要ではないかとの指摘があった。
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との指摘があった。
○ 高齢であるほど在院日数が長いのは当然の結果であると思われ、どのような患
者を受け入れているかを、急性期を含む入院の評価に組み込んではどうかとの
意見があった。
○ 下り搬送については、最初の搬送先が、病床稼働率等の観点で、本来その病院
で診療する必要のない患者を入院させるという事象もあるようなので、機能分
化を進めても経営できるよう、評価を検討していってはどうかとの意見があっ
た。
4-2.地域包括ケア病棟入院料について(別添資料② P40~P48)
○ 令和6年度改定で、入院 41 日目以降は入院料が低減する仕組みが導入された
ものの、地域包括ケア病棟における入院日数の中央値は 23 日程度で、改定前
後で変化はみられなかった。
○ 地域包括ケア病棟及び病室を届け出ている病棟における在宅復帰率は、入院
料・管理料1~2において 90%以上の施設が基準を満たしており、改定前後
を比較すると、改定後に高い傾向がみられた。入院料・管理料3~4において
は在宅復帰率の施設基準を満たしていない施設がみられた。
○ 地域包括ケア病棟における自宅等からの直接の入院割合は、医療機関毎にばら
ついていた。
○ 地域包括ケア病棟の入院患者数上位 50 位までの疾患について、1 日あたりの
包括内の出来高換算点数は地域包括医療病棟と比べて一定の範囲に集中してい
た。短期滞在手術等基本料3に該当する疾患では、請求点数が高い傾向にあっ
た。
○ 地域包括ケア病棟では、管理栄養士の配置基準はなく、栄養管理に係る加算や
管理料は包括されている。病棟における管理栄養士の配置数は全病棟種類の中
でも少なく病棟で業務に従事している時間も短い傾向であり、低栄養リスクが
スクリーニングで把握されている割合は低かった。
(分科会での評価・分析に関する意見)
○ 地域包括ケア病棟の患者数上位2疾患が白内障や大腸ポリープであることにつ
いては、病棟の役割をふまえてどのように評価するか検討が必要であるととも
に、地域包括医療病棟にそうした患者が少ないことは初日の B 得点3点以上の
患者が5割という要件が影響している可能性があるとの意見があった。
○ 管理栄養士が介入することによって経口摂取に復せる割合は多いと思われ、管
理栄養士の介入を評価する視点は重要ではないかとの指摘があった。
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