よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


総-1入院・外来医療等の調査・評価分科会におけるこれまでの検討状況について検討結果 (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60772.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第614回 8/6)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

慎重に議論を行うべきではないかとの意見があった。
【今後の検討の方向性】
○ 専門的なリハビリを一定期間集中的に行う回復期リハビリテーション病棟入院
料の趣旨を踏まえ、実績指数や重症患者割合等に係る適切な基準や、疾患別リ
ハビリテーション料の評価のあり方等について、更に検討する。
6. 療養病棟入院基本料について(別添資料② P77~P86)
○ 令和6年度末に介護療養病床が廃止されたことに伴い、看護配置 25 対 1 の経過
措置であった注 11 に規定する経過措置が令和6年5月末で終了した。「新たな
地域医療構想のとりまとめ(令和6年 12 月)」において、慢性期の医療提供体
制については、「今後増加する在宅医療の需要に対応する観点からも、限りある
資源を活用することが重要であり、地域の慢性期医療・在宅医療の需要に対し
て、在宅医療・介護等のデータも踏まえ、地域の資源の状況に応じて、療養病
床だけでなく、在宅医療や介護施設・高齢者向け住まい等とあわせて構築して
いくことが重要である。」とされている。
6-1.医療区分や疾患・状態、処置等の該当状況(別添資料② P79~P81)
○ 令和6年度診療報酬改定で、中心静脈栄養に関する医療区分が病態と実施期間
に応じて見直された。令和6年 10 月の1か月間において、全入院患者中の医
療区分2・3に該当する患者割合が施設基準(入院料1で8割、入院料2で5
割)に満たない医療機関の割合は、入院料1で 12.8%、入院料2で 3.8%であ
った。
○ 2024 年6月~12 月に療養病棟を退棟した患者について、医療区分3の対象と
なる疾患・状態、処置等に該当する患者の割合は、「医師及び看護師の常時監
視を要する状態」が 40%、「酸素療法」が 40%と多く、次いで 24 時間持続点滴
が 25%程度と多かった。特掲診療料の施設基準等別表第7・8に該当する疾患
の患者数は酸素療法以外では少なかった。
(分科会での評価・分析に関する意見)
○ 療養病棟は看護職員 20 対1配置であり、医療区分2・3の患者に多数対応す
ることは難しいため、医療区分の高い患者を受け入れられるような医療の体制
について検討が必要であるとの意見があった。
6-2.経腸栄養管理加算・摂食嚥下機能回復について(別添資料② P82~P86)
○ 療養病棟において患者が受けた医療行為・処置等の割合は令和4年度調査と同
様の傾向であった。医療区分上の定義が見直された「中心静脈栄養」は 16.3%、
関連して「胃ろう・腸ろうによる栄養管理」は 13.0%、「経鼻経管栄養」は
18