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総-1入院・外来医療等の調査・評価分科会におけるこれまでの検討状況について検討結果 (43 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60772.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第614回 8/6)《厚生労働省》 |
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(分科会での評価・分析に関する意見)
○ 地域包括医療病棟で低栄養リスクの患者が多いのは、管理栄養士が病棟配置さ
れて、的確に栄養スクリーニングが行えているという結果ではないかとの意見
があった。
○ 低栄養リスクだけではなく、GLIM 基準で低栄養と判定された患者の状況につ
いても示せないかとの指摘があった。
【今後の検討の方向性】
○ 低栄養の実態を更に分析するとともに、標準的な手法による低栄養の把握を推
進するための要因を検討する。
15-4.リハビリテーションについて (別添資料④ P145~P150)
○ 入院中のリハビリには、身体機能の回復や廃用症候群の予防だけでなく、退院
後の生活を見据えた生活機能の回復のための介入が求められる。
○
○
○
○
○
急性期病棟、回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病棟において、屋
外等での疾患別リハビリテーションを実施した患者のうち、3単位を超えて
実施した症例は 45%であった。
退院前訪問指導は、回復期リハビリテーション病棟において包括されているも
のの、全入院患者の3~5%ほどに実施されており、その割合は他の病棟よ
りも高かった。一方、各入院料を算定する施設において、退院前訪問指導を
実施している病院の割合は、14~24%に留まっていた。
高次脳機能障害者への支援に係る 11 の関係機関へのヒアリング調査において
は、入院医療機関における高次脳機能障害の診断や説明が不十分な場合があ
ることや、支援に係る情報提供の不足、高齢者が多い病棟における障害福祉
関連機関とのネットワークの希薄さ、退院時に相談窓口の情報を伝えること
の重要性等について指摘があった。
早期のリハビリテーションを評価する加算として急性期リハビリテーション加
算、初期加算、早期リハビリテーション加算が設けられているが、いずれも
発症日からリハビリテーション開始までの日数についての要件はなく、どの
タイミングからでも算定可能である。
14 日以内に疾患別リハビリテーションを実施した症例のうち、3日以内に介
入できていない割合は 38%であった。
(分科会での評価・分析に関する意見)
○ 社会復帰のための施設外でのリハビリテーションは重要であり、1日3単位ま
でという単位数の上限は見直すべきではないかとの意見があった。
○ 退院前訪問指導は多職種で約半日を費やして行っており、労力に見合うよう評
価されれば、より実施されるのではないかとの意見があった。
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○ 地域包括医療病棟で低栄養リスクの患者が多いのは、管理栄養士が病棟配置さ
れて、的確に栄養スクリーニングが行えているという結果ではないかとの意見
があった。
○ 低栄養リスクだけではなく、GLIM 基準で低栄養と判定された患者の状況につ
いても示せないかとの指摘があった。
【今後の検討の方向性】
○ 低栄養の実態を更に分析するとともに、標準的な手法による低栄養の把握を推
進するための要因を検討する。
15-4.リハビリテーションについて (別添資料④ P145~P150)
○ 入院中のリハビリには、身体機能の回復や廃用症候群の予防だけでなく、退院
後の生活を見据えた生活機能の回復のための介入が求められる。
○
○
○
○
○
急性期病棟、回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病棟において、屋
外等での疾患別リハビリテーションを実施した患者のうち、3単位を超えて
実施した症例は 45%であった。
退院前訪問指導は、回復期リハビリテーション病棟において包括されているも
のの、全入院患者の3~5%ほどに実施されており、その割合は他の病棟よ
りも高かった。一方、各入院料を算定する施設において、退院前訪問指導を
実施している病院の割合は、14~24%に留まっていた。
高次脳機能障害者への支援に係る 11 の関係機関へのヒアリング調査において
は、入院医療機関における高次脳機能障害の診断や説明が不十分な場合があ
ることや、支援に係る情報提供の不足、高齢者が多い病棟における障害福祉
関連機関とのネットワークの希薄さ、退院時に相談窓口の情報を伝えること
の重要性等について指摘があった。
早期のリハビリテーションを評価する加算として急性期リハビリテーション加
算、初期加算、早期リハビリテーション加算が設けられているが、いずれも
発症日からリハビリテーション開始までの日数についての要件はなく、どの
タイミングからでも算定可能である。
14 日以内に疾患別リハビリテーションを実施した症例のうち、3日以内に介
入できていない割合は 38%であった。
(分科会での評価・分析に関する意見)
○ 社会復帰のための施設外でのリハビリテーションは重要であり、1日3単位ま
でという単位数の上限は見直すべきではないかとの意見があった。
○ 退院前訪問指導は多職種で約半日を費やして行っており、労力に見合うよう評
価されれば、より実施されるのではないかとの意見があった。
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