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総合事業の充実に向けたワークシート(2025年7月10日更新) (5 ページ)
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出典情報 | 総合事業の充実に向けたワークシート(7/10)《厚生労働省》 |
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第 1 章 「総合事業の充実に向けたワークシート」の概要
1 背景
·
「全世代型社会保障構築を目指す改革の道筋(改革工程)」(令和5年 12 月 22 日)1においては、「高
齢者の地域における自立した日常生活の支援や社会参加を促進する観点から、総合事業の充実につ
いて、第 10 期介護保険事業計画期間以降を見据え、第9期介護保険事業計画期間(2024~2026
年度)を通じた工程表を作成し、総合事業の活性化に向けた具体的な方策を講ずることにより、保険者
が集中的に取り組むことのできる環境整備を進めることを検討する。」とされました。
·
それを受け、「介護予防・日常生活支援総合事業の充実に向けた検討会における議論の中間整理」(令
和5年 12 月7日)(介護予防・日常生活支援総合事業の充実に向けた検討会)においては、その充実に
向けた具体的な方向性が示され、令和6年8月5日に地域支援事業実施要綱及び介護予防・日常生活
支援総合事業のガイドラインの全面的な改正が行われました 2。
·
このような背景のもと、各市町村においては第 10 期介護保険事業計画期間以降を見据えて、総合事
業の充実に向けた取組を推進していくことが求められます。
2 総合事業の充実に向けた評価指標
·
総合事業の評価指標については実施要綱に記載 3がありますが、今回の改正では「市町村が高齢者の
選択肢の拡大のため多様なサービス・活動の充実を通じ、高齢者が元気なうちから地域社会や医療・
介護専門職とつながり、そのつながりのもとで社会活動を続け、介護が必要となっても必要な支援を
受けながら、住民一人ひとりが自分らしく暮らし続けられる地域づくりを進めるに当たっての事業評価」
において参考とする事項として、「評価のための前提となる考え方」と「総合事業の充実に向けた評価指
標の例」が新たに示されました。
·
「評価のための前提となる考え方」としては、①高齢者の視点と、②保険者の視点(人材・財政)の2つが、
「総合事業の充実に向けた評価指標の例」としては、3つのアプローチ(高齢者の選択肢の拡大、ポピュ
レーション・アプローチ、ハイリスク・アプローチ)ごとのプロセス・アウトプット・アウトカムに加え、最終ア
ウトカムが示されています。
1
「全世代型社会保障構築を目指す改革の道筋(改革工程)」(令和5年 12 月 22 日)_P.17
(https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/zensedai_hosyo/pdf/20231222_antore.pdf)
2
総合事業の関係規定等
(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000184585.html)
3
地域支援事業実施要綱_P.63
(https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001285186.pdf)
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1 背景
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「全世代型社会保障構築を目指す改革の道筋(改革工程)」(令和5年 12 月 22 日)1においては、「高
齢者の地域における自立した日常生活の支援や社会参加を促進する観点から、総合事業の充実につ
いて、第 10 期介護保険事業計画期間以降を見据え、第9期介護保険事業計画期間(2024~2026
年度)を通じた工程表を作成し、総合事業の活性化に向けた具体的な方策を講ずることにより、保険者
が集中的に取り組むことのできる環境整備を進めることを検討する。」とされました。
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それを受け、「介護予防・日常生活支援総合事業の充実に向けた検討会における議論の中間整理」(令
和5年 12 月7日)(介護予防・日常生活支援総合事業の充実に向けた検討会)においては、その充実に
向けた具体的な方向性が示され、令和6年8月5日に地域支援事業実施要綱及び介護予防・日常生活
支援総合事業のガイドラインの全面的な改正が行われました 2。
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このような背景のもと、各市町村においては第 10 期介護保険事業計画期間以降を見据えて、総合事
業の充実に向けた取組を推進していくことが求められます。
2 総合事業の充実に向けた評価指標
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総合事業の評価指標については実施要綱に記載 3がありますが、今回の改正では「市町村が高齢者の
選択肢の拡大のため多様なサービス・活動の充実を通じ、高齢者が元気なうちから地域社会や医療・
介護専門職とつながり、そのつながりのもとで社会活動を続け、介護が必要となっても必要な支援を
受けながら、住民一人ひとりが自分らしく暮らし続けられる地域づくりを進めるに当たっての事業評価」
において参考とする事項として、「評価のための前提となる考え方」と「総合事業の充実に向けた評価指
標の例」が新たに示されました。
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「評価のための前提となる考え方」としては、①高齢者の視点と、②保険者の視点(人材・財政)の2つが、
「総合事業の充実に向けた評価指標の例」としては、3つのアプローチ(高齢者の選択肢の拡大、ポピュ
レーション・アプローチ、ハイリスク・アプローチ)ごとのプロセス・アウトプット・アウトカムに加え、最終ア
ウトカムが示されています。
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「全世代型社会保障構築を目指す改革の道筋(改革工程)」(令和5年 12 月 22 日)_P.17
(https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/zensedai_hosyo/pdf/20231222_antore.pdf)
2
総合事業の関係規定等
(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000184585.html)
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地域支援事業実施要綱_P.63
(https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001285186.pdf)
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