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参考資料6 国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針(平成24年厚生労働省告示第430号)及び健康日本21(第二次)の推進に関する参考資料 (92 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24115.html
出典情報 健康日本21(第二次)推進専門委員会(第17回 2/25)《厚生労働省》
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③高齢者の健康
ⅰ.はじめに
わが国は世界最長寿国であるとともに尐子化が同時に進行し、人口の急激な高齢化が進ん
でいる。今後 10 年先を見据えた時に、高齢者の健康づくりの目標として、健康寿命の更な
る延伸、生活の質の向上、健康格差の縮小、さらには社会参加や社会貢献などが重要となる。
健康寿命の更なる延伸に向けては、健康度の高くなっている高齢者については就労や社会
参加を促進する必要があり、一方で、虚弱化を予防又は先送りすることも重要な課題となる。
いずれにしても、個々の高齢者の特性に応じて生活の質の向上が図られる必要がある。
高齢者の健康の目標設定の考え方

健康寿命の延伸・健康格差の縮小

生活の質の向上

社会環境の質の向上

○高齢者の要介護状態の予防
または先送り
○身体、心理、社会的機能の維
持・増進
○認知症、ロコモティブ症候群、うつ、
閉じこもり、低栄養など老年症候群
の予防

○良好な食・栄養
○身体活動・体力の増進
○社会参加・社会的紐帯を重視
<個人の行動変容>

○高齢者の社会参加と社会貢献
の増進

社会参加の機会の増加と公平性
の確保、健康のための支援(保
健・医療・福祉等サービス)への
アクセスの改善と公平性の確保、
地域の絆に依拠した健康づくり
の場の構築

<良好な社会環境の実現>

ⅱ.基本的な考え方
(ⅰ)介護保険サービス利用者の増加の抑制
現在のわが国の要介護認定者数(要支援認定者数を含む。以下同じ。)は平成 23 年 12
月には 525 万人となっている。
(図1)この状況は介護保険発足当時の要介護認定者数 218

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