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参考資料6 国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針(平成24年厚生労働省告示第430号)及び健康日本21(第二次)の推進に関する参考資料 (115 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24115.html
出典情報 健康日本21(第二次)推進専門委員会(第17回 2/25)《厚生労働省》
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未満であり、日本型の食事の特長を保ちつつ食塩摂取量を減尐させるためには8g という
目標が現実的と考えられる。
ウ.野菜と果物の摂取量の増加
目標項目

野菜と果物の摂取量の増加

現状

野菜摂取量の平均値:282g
果物摂取量 100g 未満の者の割合:61.4%

目標

野菜摂取量の平均値:350g
果物摂取量 100g 未満の者の割合:30%

データソース

厚生労働省「国民健康・栄養調査」

(平成 22 年)
(平成 34 年度)

健康日本21では、野菜摂取量の増加が目標項目としてあげられ、目標値成人1人1日当
たり平均値 350g 以上に対して、平成9年のベースライン時 292g から最終評価時 295g で変
化はなく、最終評価はC(変わらない)であった。果物については、がん予防の観点から1
日の食事において果物類を摂取している者の増加が目標項目としてあげられたが、最終評価
はD(悪くなっている)であった。
健康日本21(第2次)の目標については、健康日本21と同様に、カリウム、ビタミン
C、食物繊維等の適量摂取が期待される量として、1日当たりの平均摂取量 350g を目標値
とする。
果物については、その摂取量が尐ない場合、がんのリスクが上がるとされるが、摂取量が
多いほどリスクが低下するものでもないため、果物(ジャムを除く)摂取量の平均値の増加
を目標とせず、摂取量が平均値未満である 100g 未満の者の割合の減尐を指標とする。この
割合については、より減尐させることが望ましいが、この 10 年間で悪化の方向にあること
を踏まえ、30%にまで半減させることを目標とする。
(ⅲ)共食の増加(食事を1人で食べる子どもの割合の減尐)
目標項目

共食の増加(食事を1人で食べる子どもの割合の減尐)

現状

朝食
夕食

目標

減尐傾向へ(平成 34 年度)

データソース

(独)日本スポーツ振興センター「児童生徒の食生活等実態調査」

小学生 15.3% 中学生 33.7%
小学生 2.2% 中学生 6.0%

(平成 22 年度)

健康日本21では、「量・質ともに、きちんとした食事をする人の増加」が目標とされ、
その指標として成人について「1日最低1食、きちんとした食事を、家族等2人以上で楽し
く、30 分以上かけてとる人の割合」があげられた。最終評価はB(目標値に達していない
が、改善傾向にある)であった。
また、第2次食育推進基本計画では「家庭における共食を通じた子どもへの食育の推進」
が重要課題に掲げられ、指標として成人について「朝食又は夕食を家族と一緒に食べる回数」

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