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参考資料6 国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針(平成24年厚生労働省告示第430号)及び健康日本21(第二次)の推進に関する参考資料 (61 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24115.html
出典情報 健康日本21(第二次)推進専門委員会(第17回 2/25)《厚生労働省》
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以上の栄養分野の目標達成による国民の血圧レベルへの効果を推計すると、次のよう
になる。
①食塩摂取については、2.6g の減尐を目標としている。1g の減塩により収縮期血
圧が、高血圧者で1mmHg、非高血圧者で 0.5 mmHg 低下することがわかっており 9)、
国民健康・栄養調査では高血圧者と非高血圧者の比率は年代によって異なるが 40~
74 歳の範囲ではほぼ1:1となっていることから、食塩摂取量 2.6gの減尐で約2
mmHg の収縮期血圧の低下が期待できる。
②③野菜・果物摂取の増加により、カリウム 173 mg(約 4.43 mmol)の増加が期待
される。カリウム 10mmol の増加で収縮期血圧は約 0.5mmHg 低下するとの推計を用い
ると、カリウム 4.43mmol の増加で収縮期血圧 0.22mmHg の低下が期待できる 10)-11)。
④肥満者割合については、大規模統合コホートを用いた推計を活用すると 12)、男性
では 40~69 歳で 0.14mmHg の減尐、女性では 40~69 歳で 0.24mmHg の減尐が期待で
きる。
以上をまとめると、栄養分野の目標達成による国民の収縮期血圧レベルの低下とし
て期待できるのは約 2.3mmHg である。
イ.運動分野(現状と目標)
⑤1日の歩数の増加
歩数を現状よりも約 1500 歩増やす(男性では 1364 歩、1883 歩の増加)。
毎日3メッツ×0.25 時間=1週間では×7で 5.25 メッツ時の増加。
⑥運動習慣者の割合の増加
4メッツ時/週の運動している者を 40%から 50%に 10%増やす。
歩数の増加により高血圧者に対して収縮期血圧2~3mmHg の低下が期待できるとい
う研究結果に基づき 13)、運動の血圧への効果は主に高血圧者に作用すると考え、前述
のように 40 歳以上の高血圧者と非高血圧者の比率を1:1とすると、集団全体への降
圧効果は 1.0~1.5 mmHg と試算される。さらに、このレベルの運動量の増加で循環器
疾患の発症率や死亡率が5~10%減尐することが期待できることから 14)、血圧低下以
外にも運動の循環器病に対しての有益な効果が期待できる。
以上をまとめると、運動分野の目標達成による国民の収縮期血圧レベルの低下とし
て期待できるのは約 1.5 mmHg である。
ウ.飲酒分野
⑦生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している者(1日あたりの純アルコール摂
取量が男性 40g以上、女性 20g 以上)の割合を低減させる。
現状
男性 15.3%、女性 7.5%
目標
男性 13%、女性 6.4%

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