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参考資料6 国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針(平成24年厚生労働省告示第430号)及び健康日本21(第二次)の推進に関する参考資料 (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24115.html
出典情報 健康日本21(第二次)推進専門委員会(第17回 2/25)《厚生労働省》
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2.我が国の健康水準
日本では、第二次世界大戦後、生活環境の改善や医学の進歩によって感染症が激減する
一方で、がんや循環器疾患などの生活習慣病が増加し、疾病構造は大きく変化してきた
(図1)。健康状態を示す包括的指標である「平均寿命」について見ると、我が国は、
世界で高い水準を示しており、特に女性は昭和 60 年から今日まで、世界一の水準を示し
ている(図2)。
こうした成果は、日本の高い教育・経済水準、保健・医療水準、生活習慣の改善に支
えられ、国民全体の努力によって成し遂げられたと考えられる。例えば、世界的に大き
な健康課題となっている「肥満」についても、多くの国においてここ 20 年間でその割合
が著しく増加しているが、日本ではその増加が抑制されている(図3)。
また、今後さらに平均寿命は伸長し、将来推計では、2060 年には男性で 84.19 年、女
性で 90.93 年に到達すると予測されている(図4)。

図1 死因で見た死亡率の推移

図2

平均寿命の推移(各国比較)

平均寿命(年)
87

85



フランス

イタリア

日本

スイス
カナダ ドイツ
イギリス

アメリカ合衆国
スイス

80

イタリア
日本

カナダ

イギリス

フランス

ドイツ

75

アメリカ合衆国

70



65
昭和40
1965
・・年

45
'70

50
'75

55
'80

60
'85

平成2
'90

7
'95

12
2000

17
'05

22
'10

(資料:厚生労働省「平成 22 年人口動態統計」
(確定数)の概況)(資料:厚生労働省「第 21 回生命表(完全生命表)の概況」


3

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