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参考資料6 国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針(平成24年厚生労働省告示第430号)及び健康日本21(第二次)の推進に関する参考資料 (80 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24115.html
出典情報 健康日本21(第二次)推進専門委員会(第17回 2/25)《厚生労働省》
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(3)社会生活を営むために必要な機能の維持・向上に関する目標
尐子高齢化が進む中で、健康寿命の延伸を実現するには、生活習慣病を予防するとともに、
社会生活を営むための機能を高齢になっても可能な限り維持していくことが重要である。
社会生活を営むために必要な機能を維持するために、身体の健康と共に重要なものが、
こころの健康である。その健全な維持は、個人の生活の質を大きく左右するものであり、自
殺等の社会的損失を防止するため、全ての世代の健やかな心を支える社会づくりを目指す。
また、将来を担う次世代の健康を支えるため、妊婦や子どもの健康増進が重要であるほ
か、高齢化に伴う機能の低下を遅らせるためには、高齢者の健康に焦点を当てた取組を強化
する必要がある。
目標は以下のとおり設定し、考え方や目標値等を次頁以降に示す。

目標項目

こころの健康

① 自殺者の減尐(人口 10 万人当たり)
② 気分障害・不安障害に相当する心理的苦痛を感じている者の割合の
減尐
③ メンタルヘルスに関する措置を受けられる職場の割合の増加
④ 小児人口 10 万人当たりの小児科医・児童精神科医師の割合の増加

次世代の健康

① 健康な生活習慣(栄養・食生活、運動)を有する子どもの割合の増加
ア 朝・昼・夕の三食を必ず食べることに気をつけて食事をしている子ど
もの割合の増加
イ 運動やスポーツを習慣的にしている子どもの割合の増加
② 適正体重の子どもの増加
ア 全出生数中の低出生体重児の割合の減尐
イ 肥満傾向にある子どもの割合の減尐
① 介護保険サービス利用者の増加の抑制
② 認知機能低下ハイリスク高齢者の把握率の向上
③ ロコモティブシンドローム(運動器症候群)を認知している国民の割合

高齢者の健康

の増加
④ 低栄養傾向(BMI20 以下)の高齢者の割合の増加の抑制
⑤ 足腰に痛みのある高齢者の割合の減尐(千人当たり)
⑥ 高齢者の社会参加の促進(就業又は何らかの地域活動をしている高
齢者の割合の増加)

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