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参考資料6 国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針(平成24年厚生労働省告示第430号)及び健康日本21(第二次)の推進に関する参考資料 (68 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24115.html
出典情報 健康日本21(第二次)推進専門委員会(第17回 2/25)《厚生労働省》
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③糖尿病
ⅰ.はじめに
わが国の糖尿病有病者数は、平成 19 年国民健康・栄養調査において、「糖尿病が強く
疑われる人」は約 890 万人、
「糖尿病の可能性が否定できない人」が約 1,320 万人であっ
た。両者を合わせると約 2,210 万人 1)で、「糖尿病が強く疑われる人」は 10 年前の 1997
年と比べて約 1.3 倍に増えており(図1)、わが国の人口構成の高齢化に伴って、増加ペー
スは加速することが予想される。
糖尿病は心血管疾患のリスクを高め、神経障害、網膜症、腎症、足病変といった合併
症を併発するなどによって、生活の質ならびに社会経済的活力と社会保障資源に多大な
影響を及ぼす。糖尿病は現在、新規透析導入の最大の原因疾患である 2)とともに(図2、
表1)、成人中途失明の原因疾患としても第2位に位置しており 3)、さらに、心筋梗塞 4)
や脳卒中 5)のリスクを2~3倍増加させるとされている。

図1 糖尿病有病者数の推移

(資料:厚生労働省「国民健康・栄養調査」


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