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参考資料6 国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針(平成24年厚生労働省告示第430号)及び健康日本21(第二次)の推進に関する参考資料 (78 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24115.html
出典情報 健康日本21(第二次)推進専門委員会(第17回 2/25)《厚生労働省》
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その最大の要因は、COPDという疾患が国民の健康増進にとってきわめて重要な疾
患であるにもかかわらず、19 世紀以来知られている高血圧、糖尿病などの疾患とは異な
り新しい疾患名であることから、国民に十分認知されていないことにある。そのため、
COPDという疾患の国民の認知率を急速に高める必要がある。
図5

COPDの推計患者数と治療患者数

(NICD study, Nippon COPD epidemiology study
全国 18 都道府県の 35 施設で 2000 年4月から 2001 年1月に 40 歳以上の成人、2,666 人を対象に実施)

ⅲ.現状と目標
(ⅰ)COPDの認知度の向上
我が国におけるCOPDの認知度に関して、これまで国としての調査は行われていない。
現時点で得られるデータとして、GOLD(The Global Initiative for Chronic Obstructive
Lung Disease)日本委員会によって、各年齢層を含む1万人を対象に行われたインターネッ
ト調査がある。2011 年 12 月の調査では、
「COPDについてどんな病気かよく知っている」
が 1 万人中 711 名(7.1%)、「名前は聞いたことがある」が 1,806 名(18.1%)と、わずか
25%の認知率であり、75%は「知らない」と答えている(図6)。
図6

COPDの認知状況
※設問:あなたはCOPD(シー・オー・ピー・ディー)
という病気を知っていますか?

(資料:GOLD(The Global Intiative for Chronic Obstructive Lung Disease)日本委員会調査)

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