資料2-1 医師の働き方改革に係る現状等 (99 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_74139.html |
| 出典情報 | 令和8年度医師の働き方改革の推進等に関する検討会(第1回 7/13)《厚生労働省》 |
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研修医の時間外労働と臨床能力に関する試験の関連性を評価した研究によると、時間外労働が年960-1,200時間であった
集団のスコアが高く、それ以上の労働時間ではスコアの向上とは関連しなかったとともに、それ以下の時間ではスコアが
有意に低下するとの結果だった。
研究概要
• 基本的臨床能力評価試験(GM-ITE):基本的臨床能力の客観的な評価指標としてJAMEP(Japan Institute for Advancement of Medical Education Program)に
より基本的臨床能力評価試験(GM-ITE: General Medicine In-Training Examination)」が開発。GM-ITEは、臨床研修医を対象とした「In-Training Exam」であり、
2011年度(第1回)より導入され、2019年度(第9回)には539病院、6,869名が受験。問題は「医療面接・プロフェッショナリズム」、「症候学・臨床推論」、
「身体診察法・臨床手技」、「疾病各論」の4分野で構成されており、幅広い疾患領域(内科・外科・小児科・産婦人科・精神科等)が網羅されている。
• 方法:2019年度GM-ITEの結果および研修環境アンケートの結果を用いて、臨床研修医の労働時間と基本的臨床能力との関連性を評価した。研修環境アンケー
トでは、 1週間の平均労働時間(日当直中の待機時間を含む)を調査した。
• 対象者:2019年度JAMEPGM-ITEの受験者の中で、研究参加に同意を得られたものを対象とした。
研究参加者:5,593人の初期臨床研修医(1年目:2,754人、2年目:2,839人)、539病院
• 本研究では、労働時間を8つのカテゴリーに分類し、検討を行なった。労働時間は週の平均総労働時間を聴取した。平均労働時間は、平日業務、当直、週末勤
務を合計したものとした。当直中の待機時間(拘束時間)も労働時間に含むものとした。月を4週として計算。
カテゴリーの構成比(%)
GM-ITEの点数差(カテゴリー5を基準とする)
20
0.3
15
0
5
0
構成比
C1: <45
C2: 45-
C3: 50-
C4: 55-
C5: 60-
C6: 65-
C7: 70-
C8: >=80
時間
50時間
55時間
60時間
65時間
70時間
80時間
時間
2.4
9.2
14.8
14.9
19.3
13.5
12.1
14.4
点数差
10
-0.3
-0.6
-1.2
-1.5
• 研修医の労働時間はカテゴリー5(週60-65時間)が最も多かった。(19.3%)
• GM-ITEスコアは、カテゴリー5(週平均労働時間60-65時間)が最大となり、
それ以上の労働時間ではスコアの上昇はみられなかった。
• カテゴリー1(週<45時間)、カテゴリー2(週45-50時間)、カテゴリー4
(週55-60時間)において、カテゴリー5(週60-65時間)の研修医と比較し
有意に低かった。
*
-0.9
*
*
C1:
* 有意差あり(p<0.05)
C2:
<45時 45-50
C3:
50-55
C4:
55-60
C5:
60-65
C6:
65-70
C8:
C7:
70-80 >80時
間
時間
時間
時間
時間
時間
時間
間
点数差 -1.35
-1.36
-0.26
-0.69
0.00
-0.18
0.00
-0.10
出典:令和2年11月18日 第10回 医師の働き方改革の推進に関する検討会
参考資料1より医政局医事課で作成
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