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資料2-1 医師の働き方改革に係る現状等 (114 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_74139.html
出典情報 令和8年度医師の働き方改革の推進等に関する検討会(第1回 7/13)《厚生労働省》
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C水準の状況

小括

○ C-1水準については、直近(令和7年)の労働時間等の実態調査においては、臨床研修医についてはA水準と同等程度の労働時間、専攻医については
B・連携B水準と同等程度の労働時間の分布を示していた。また、C-1水準以外の臨床研修医については、A水準の医師全体より労働時間が短い傾向が
あった。一方、令和2~7年度に専門研修を開始した医師を対象とした調査によると、臨床研修医の頃に修練に積極的に取り組みたいという意向を示し
た医師は6~7割程度、残業が禁止(原則禁止を含む。)されていたと答えた割合が2割程度であった。
○ C-1水準(専攻医)の実態調査を行った報告によると、労働時間が週60時間を超える医師が6割であり、週80時間を超える医師も1割強みられた。また、診療科別には
内科系と比較して外科系が長時間労働の傾向がみられ、施設種別には大学病院、大学病院以外で労働時間の大きな差はなかった。
○ C-2水準の実態調査を行った報告によると、C-2水準が適用されている医師のうち時間外・休日労働時間が年換算で960時間を超える医師が約6割おり、研鑽に係る時
間も少なくないことのほか、医師事務作業補助者等の支援が勤務環境改善に寄与していることや、教育と修練を並行して行うことによる負荷などの実態がみられた。また、C-2
水準の適用妥当性を事後的に評価する観点では、労働時間の多寡のみでなく、症例経験数の見込みや技能習得に必要な業務の遂行可否、また、適切な労務管理・勤務
環境改善策の実施のほか、C-2水準適用医療機関外での診療業務が長時間業務の主要因ではないこと等が重要であるとされた。
○ C-2水準が適用されている対象分野及び技能は、小児・周産期や外科領域を中心に、全身管理、高難度手術手技等に係る技能研修が多い状況にある。一方で、適用さ
れている領域及び対象者数は限定的である。このため、C-2水準の対象となり得る具体的な技能の状況、その他のC-2水準申請における課題について、各領域学会(組
織)より情報収集したところ、以下のような結果だった。
・ C-2水準については、多くの学会からその必要性が指摘され、C-2水準に該当しうると考えられる技能についても例示があった。一方、一部には必要がないとの回答もあり、
タスク・シフト/シェアなどの推進により年間の時間外労働を抑えられるとの回答だった。また、C-2水準を申請する時期や状況として最も想定されるものとしては、専門医を指
導しつつ、自分の技能も維持する指導医としての立場であり、次いで、サブスペシャルティの専門医の取得等が続いた。
・ C-2水準の申請が少ない理由として、C-2水準に相当する技能の修練等をしているが連携B水準又はB水準とされている状況等があることが示唆され、また、申請の煩
雑さ、制度が広く認知されていないこと等も影響している可能性がある。
・ C-2水準の適用を受けている医療機関、医師からは、技能の習得は概ね順調であるが、制度そのものの認知は低い可能性があること、また、C-2水準の利用に当たって
は、事務手続きの支援、わかりやすいマニュアル、具体例の紹介等が求められるとの回答があった。
○ 本年6月25日に開催されたC-2水準審査統括委員会における議論では、以下のような方向性での対応が妥当とされた。

・ C-2水準については、良質かつ安全な医療を提供し続ける等の目的で設けられた仕組みであるが、各学会の意見によると、多くの領域における技能の習得・維持において
必要性が示唆されている。一方で、現時点において、C-2水準の適用を受けている医師等が少ないことを踏まえると、制度の適切な運用に向けてさらに取り組む必要。
・ 具体的には、以下のような対応を通じて、制度の運用上の改善を図ることとする。
① 各学会に対して、改めてC-2水準制度の趣旨等に関する情報提供を行うとともに、該当しうる具体的な技能や、水準を適用する状況等について、定期的なブラッシュ
アップを促し、現場の実情に応じた適切な申請につながるよう取り組む。
② 申請に係る負担の軽減に向け、学会や現場の意見にも留意し、マニュアルの充実や具体例の紹介等に取り組む。

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