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参考資料3 有効性評価に基づく大腸がん検診ガイドライン2024年度版 (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_71872.html
出典情報 がん検診のあり方に関する検討会(第46回 3/23)《厚生労働省》
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統一されておらず、検出病変が増加しても死亡率減少につながるか不明である。
②シングルラウンドのテストペパフォーマンス RCT:参加率、検出率(S 状結腸鏡検査との比較)

文献レビュー委員会が実施したメタアナリシスでは、8 状結腸鏡を参照基準とした全大腸内視鐘
のテストパパフォーマンス CT の ITT 解析と per-protocol 解析がそれぞれ検討された。 採用され
たいずれの研究でも全大腸内視鏡税の受診率が低く、ITT 解析において 8 状結腸鏡群は

3829%(範囲 :8-52%)、全大腸内視鏡群は 239%(範囲 : 10-43%%)であった。 参加率の直接比較に関す
るメタアナリシスでは、8 状結腸鏡に比べ、全大腸内視鏡では参加が 17%減少した
(RR=0.88(95%[頻度統計による]信頼区間[CIl: 0.78-0.88)。

8 状結腸鏡と全大腸内視鏡の AN 検出率を直接比較した 1 研究では、8S 状結腸鏡に対して全
大腸内視鏡が有意に優れるという証拠は得られなかった(RR= 1.15(QI: 0.88-1.51))。 大腸がん検
出率でも同様の結果であった(CRR= 1.08(CIH: 0.49-2.37))。
② 中間期がん

長期間追跡さてたコホート研究より初回検診で AN が存在しなかったにもかかわらず、中間期が
んが発生した割合は 8 状結腸鏡では 0.09%、 全大腸内視鏡では 0.01%であり、 全大腸内視鏡に
おいて中間期がん発生率は少なかった 28。

生物学的失序は典な るが、 現在大腸がん検 めで標準的 こ実施されている免疫法を参照基
準とした評価も検討された。

免疫法と全大腸内視鏡を同時に実施した場合、免疫法の 10mm 以上の腺腫に対する感度
は 33.3%(95%CI: 14.6-57.0)、AN に対する感度は 32%(95%CI: 14.9-58.5)と有意に低かっ
た 68)

文献レビビューにおいて検討された複数のテストパフォーマンス RCT における検診参加率中央
値は、免疫法 45%(範囲:27-94%)、全大腸内視鏡 23%(範囲 :10-48%)であった。

シングルラウンドの RCT における統合 AN 検出率は、免疫法に対して 2.25 倍高かった(RR=
2.25(CrI: 1.40-3.61))。 統合大腸がん検出率は 1.48 倍であったが統計学的な有意差は示されな
かった(RR= 1.48(CrI: 0.66-8.43)。

スウェーデンの SCREESCO 研究では、1 回介入の全大腸内視鏡の参加率が 35.1%%に対し
て、免疫法継続受診(? ラウンド)の参加率は 55.5%であった。 全大腸内視鏡の AN 検出率は
2.05%であり、ITT 解析で免疫法継続受診に対して有意に高かった(RR= 1.27(95%CI: 1.15-
1.41))。 しかし、 全大腸内視鏡の大腸がん検出率は 0.16%であり、免疫法継続受診と有意差はな
かった(RR= 0.78(95%CI: 0.56-1.09)(54 ページ、 参考)53。

長期間追跡されたコホート研究より中間期がんが発生した割合は免疫法継続受診群では
0.13%、 全大腸内視鏡では 0.019%%であり、 全大腸内視鏡の中間期がん発生率は少なかった 298。

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