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井口委員提出資料 (8 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64916.html |
| 出典情報 | 社会保障審議会 福祉部会(第30回 10/21)《厚生労働省》 |
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第1章
福祉支援チーム FamSKO 活動記録
⑥
1月14日 岸田首相が被災地入りし、輪島市や珠洲市の避難所などを
視察する。 緊急の予算措置やライフラインの復旧の方針を
他の避難所から
のコロナ陽 性 者
の来所時の記録
伝える。 写真⑦⑧
1月15日 ホ
テルや旅館などの二次避難先への移動が開始。 孤立集
落の住民も、 救助の進展に伴い避難所や二次避難先に移
動し始める。
1月16日 第 2 次派遣隊が出発。写真⑨
段ボールベッドの組み立て開始。ボランティアナースの会
⑦
「キャンナス」と協力しながら避難者の介護を展開。写真⑩
避難者数 34 名
1月18日 5:50
福祉避難所で初めての終末期ケアが行われる。
ご逝去された方は 95 歳の男性でした。ご夫婦で避難
しており、奥様がコロナ陽性で旦那様が同部屋で介
護をしていました。
岸田首相が訪れた輪島朝市付近(撮影日 1 月 23 日)
⑧
奥様の症状が軽減後に旦那様が発熱みられ始めたと
同時に食事・水分量の低下が顕著。ほとんど召し上が
られず「お粥なら」と仰り、話の中で大好きであると
いう梅干しも一緒に。お粥は 50g 程度と梅干しは昔な
がらの酸っぱい物を提供。介助で数口召し上がる事が
でき、水も100cc 程の摂取。
3 時過ぎより呼吸苦が見られ始め、口唇・手にチアノー
ゼも見られる。衣類をゆるめ、窓と入り口を開け換気
避難所になっている石川県珠洲市の中学校で、被災者
と言葉を交わす岸田首相(右端)
( 1月14 日/共同通信)
⑨
を行う。サチュレーションは計測出来ませんでしたが、
少し呼吸苦が和らぐ事もあり。医師へ報告し、心不全
だろうという事で、本人希望もあり安楽な座位 ↔︎ 側臥
位を繰り返す。
本人自身が 「延命はやらん。 輪島で死ぬんなら本望
や。」と昨日はっきりと仰っており、ご家族も「本人は
頑固で医療行為はやらない人です。そのままでお願い
します。」とのことでこのまま看取ることに。
医師と奥様が付き添いのもと、奥様「ゆっくりしてやー
往路移動は大雪で視界が遮られる状態になった
⑩
天国で待っててなー。」と声をかけながら息を引き取ら
れる。
終末期ケアを行った職員の活動記録より
福祉避難所にはじめてのゴミ収集車が来る。写真⑪
ボランティア登録者が 1 万人を超える。
第 1 次派遣隊と第 2 次派遣隊の引継ぎの様子
⑪
1月20日 福祉楽団から理事長ほか2 名で現地の状況調査、輪島市役
所等関係機関への挨拶を行う。オレンジのコーディネーター
らと協議し、FamSKOの活動期間は概ね 2 月上旬までとす
ることをざっくりと確認。
下痢症状のある避難者が増加傾向となる。
山積みになるゴミ(撮影日 1 月 15 日)
7
福祉支援チーム FamSKO 活動記録
⑥
1月14日 岸田首相が被災地入りし、輪島市や珠洲市の避難所などを
視察する。 緊急の予算措置やライフラインの復旧の方針を
他の避難所から
のコロナ陽 性 者
の来所時の記録
伝える。 写真⑦⑧
1月15日 ホ
テルや旅館などの二次避難先への移動が開始。 孤立集
落の住民も、 救助の進展に伴い避難所や二次避難先に移
動し始める。
1月16日 第 2 次派遣隊が出発。写真⑨
段ボールベッドの組み立て開始。ボランティアナースの会
⑦
「キャンナス」と協力しながら避難者の介護を展開。写真⑩
避難者数 34 名
1月18日 5:50
福祉避難所で初めての終末期ケアが行われる。
ご逝去された方は 95 歳の男性でした。ご夫婦で避難
しており、奥様がコロナ陽性で旦那様が同部屋で介
護をしていました。
岸田首相が訪れた輪島朝市付近(撮影日 1 月 23 日)
⑧
奥様の症状が軽減後に旦那様が発熱みられ始めたと
同時に食事・水分量の低下が顕著。ほとんど召し上が
られず「お粥なら」と仰り、話の中で大好きであると
いう梅干しも一緒に。お粥は 50g 程度と梅干しは昔な
がらの酸っぱい物を提供。介助で数口召し上がる事が
でき、水も100cc 程の摂取。
3 時過ぎより呼吸苦が見られ始め、口唇・手にチアノー
ゼも見られる。衣類をゆるめ、窓と入り口を開け換気
避難所になっている石川県珠洲市の中学校で、被災者
と言葉を交わす岸田首相(右端)
( 1月14 日/共同通信)
⑨
を行う。サチュレーションは計測出来ませんでしたが、
少し呼吸苦が和らぐ事もあり。医師へ報告し、心不全
だろうという事で、本人希望もあり安楽な座位 ↔︎ 側臥
位を繰り返す。
本人自身が 「延命はやらん。 輪島で死ぬんなら本望
や。」と昨日はっきりと仰っており、ご家族も「本人は
頑固で医療行為はやらない人です。そのままでお願い
します。」とのことでこのまま看取ることに。
医師と奥様が付き添いのもと、奥様「ゆっくりしてやー
往路移動は大雪で視界が遮られる状態になった
⑩
天国で待っててなー。」と声をかけながら息を引き取ら
れる。
終末期ケアを行った職員の活動記録より
福祉避難所にはじめてのゴミ収集車が来る。写真⑪
ボランティア登録者が 1 万人を超える。
第 1 次派遣隊と第 2 次派遣隊の引継ぎの様子
⑪
1月20日 福祉楽団から理事長ほか2 名で現地の状況調査、輪島市役
所等関係機関への挨拶を行う。オレンジのコーディネーター
らと協議し、FamSKOの活動期間は概ね 2 月上旬までとす
ることをざっくりと確認。
下痢症状のある避難者が増加傾向となる。
山積みになるゴミ(撮影日 1 月 15 日)
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