よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


井口委員提出資料 (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64916.html
出典情報 社会保障審議会 福祉部会(第30回 10/21)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

第3章
バックオフィス側のコンピテンシー
文:FamSKO

平時の準備

派遣前





保険
労働災害保険の加入状況の確認と、

派遣する職員の安全が第一であり、支援活動は第二

それに上乗せするような業務災害保

であること、危険を感じる場合や不明の点がある場合

険、傷害保険の加入について検討

は支援活動を中止してもよいことを口頭で伝える。

する。

→出入りの保険業者さんと平時から話
をしておく。





満潮時刻を確認する担当者を決めておく。I CT ツー

ルやスマホで、これらの情報が共有しやすい環境を

つくる。

被災地に派遣される可能性のある介
護福祉士には平時に必要な教育訓

遣される可能性があることを告知し



離れて活動する場合は、その職員がどこにいるのか

→派遣される可能性のある介護福祉士

の位置情報を共有するアプリを使用する。余震や警

自身のみならず、家族やパートナー

報が出されたときの安否確認にも役に立つ。

の理解も必要になる。

る施設や部署の管理者にも派遣され

□ チームの編成のしかた

る可能性があることを予告しておく。

1チームの規模は 4 ~ 6 人がマネジメントしやすく、

しか考えられなくなる管理者も多い

→人数が多ければ良い活動が展開されるとは限らない。

いざとなると、目の前のシフトのこと

最大でも8人程度とする。

のも事実。



位置情報の確認のしかた
派遣された職員の移動中や、拠点となる活動場所を

ておく。

→また、その介護福祉士が所属してい

天気や日没等の確認
支援活動を行っている現地の、天気、日の出、日の入、

教育訓練

練を行っておくことと、発災時に派

安全第一・支援は第二

チームのリーダーとなる人を明確に決める。

→行政やほかの福祉避難所とのやりとりをするコーディ

バックオフィスのコアメンバー
バックオフィスの被災地支援のコアメ

ンバー(事務局的なもの)を決めて

ネイト役を決めておく。



おく。

被災地での活動期間は最大でも5 日が限度
前後1日は移動日と引き継ぎ日を確保しておく。

→相談のしやすさ、被災地の状況がイ

→疲労の蓄積と緊張は、事故につながる。移動日に運

派遣されている介護福祉士の心配を

どでの宿泊を検討し、長時間の運転にならないように

メージできる人が適任。

転がある場合は、被災地から離れた場所でホテルな

したり、励ましも大事。

配慮する。

メッセージアプリのやりとりではな

く、たまに電話で話すことも大切。



単独行動はしない
被災地では休憩時間なども含めて単独行動はしない

ことを口頭で伝える。チームの中では、だれが、どこ
にいるのかを口頭で申し送ることを徹底する。

20