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資料1-2 セイヨウハッカ油のリスク評価について (27 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59995.html
出典情報 令和7年度第4回薬事審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会
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ご使用に際して、この添付文書をよくお読みください。
また、必要なときに読めるよう大切に保管してください。

ペパーミントオイル配合

コルペルミン

要指導医薬品

−過敏性腸症候群 (IBS) 改善薬−

●コルペルミンは、有効成分のペパーミントオイルが腸に働いて
過敏性腸症候群 ( IBS ) の症状を改善する医薬品です。
●IBSは、腹痛又は腹部不快感とそれに関連する便通異常 ( 下痢及び便秘 ) が
繰り返し又は交互にあらわれる病気で、ストレスの多い先進国において多く
認められています。
●欧州ではIBSの治療に長年にわたり使用実績のある医薬品であり、腸に直接
働きます。

使用上の注意
してはいけないこと
( 守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります )
❶ 次の人は服用しないでください

( 1 ) 医師から過敏性腸症候群の診断・治療 ( 8 ) 急性の激しい下痢がある人。
を受けたことがない人。
( 9 ) 排便によってよくならない腹痛がある人。
( 2 ) 過敏性腸症候群の再発かどうかよくわ (10) 嘔吐がある人。
からない人 ( 例えば、今回の症状は、 (11) 6ヵ月以内に、体重が3kg以上、予期せず
以前に過敏性腸症候群の診断・治療を
減少した人。
受けた時と違う ) 。
(12) 次の病気にかかったことのある人。
( 3 ) 就寝中などの夜間にも、排便のために
大腸がん、炎症性腸疾患 ( クローン病、潰
トイレに行きたくなったり、腹痛があ
瘍性大腸炎等 )
る人。
(13) 本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状
( 4 ) 発熱がある人。
を起こしたことがある人。
( 5 ) 関節痛がある人。
(14) 著しく胃酸が少ない状態が持続する人 ( 無
( 6 ) 粘血便 ( 下血 ) がある人。
酸症 ) 。
( 7 ) 繰り返すひどい下痢がある人。
(15) 医療機関で次の治療を受けている人。
肝臓病、胆管閉塞、胆のう炎

❷ 本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も服用しないでください
過敏性腸症候群 ( IBS ) の症状改善薬、制酸剤

❸ 服用前後は飲酒しないでください

相談すること
❶ 次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談してください
( 1 )医師の治療を受けている人。
( 6 )貧血がある人。
( 2 )妊婦又は妊娠していると思われる人。 ( 7 )次の診断を受けた人。
( 3 )授乳中の人。
糖尿病、甲状腺機能障害、副甲状腺機能亢進症
( 4 )薬などによりアレルギー症状を
( 8 )大腸がん、炎症性腸疾患の家族がいる人。
( 9 )腹痛、便秘がひどい人。
起こしたことがある人。
( 5 )50歳以上の人。
(10)胸やけがある人。

❷ 服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、 直ちに服用を中
止し、この添付文書を持って医師又は薬剤師に相談してください
関係部位


消化器
その他



発疹・発赤、かゆみ
胸やけ、吐き気・嘔吐、肛門部の刺激感、胃出血
頭痛、脈が遅くなる、排尿時の刺激感、目のかすみ

まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。
その場合は直ちに医師の診療を受けてください
症状の名称


服用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、
ショック
のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる。
( アナフィラキシー )
❸ 2週間服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この添付文書を持って
医師又は薬剤師に相談してください
❹ 症状の改善がみられても3ヵ月を超えて続けて服用する場合は、医師に相談してください

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