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資料1-2 セイヨウハッカ油のリスク評価について (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59995.html
出典情報 令和7年度第4回薬事審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会
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表 2. 承認時までの副作用・感染症の発現状況
調査・試験名:第 III 相一般臨床試験(非対照試験)
承認時までの状況
安全性解析対象症例数

69

副作用等の発現症例数

2

副作用等の発現割合

2.9%
副作用等の種類別発現症例数

副作用等の種類

(発現割合)

免疫系障害

1

(1.4%)

過敏症

1

(1.4%)

胃腸障害

1

(1.4%)

呼気臭

1

(1.4%)

1

(1.4%)

1

(1.4%)

皮膚および皮下組織障害
湿疹

MedDRA/J version(15.0)

2)

副作用・感染症の発現状況
安全性解析対象症例の 1,031 例のうち、副作用は 45 例 62 件認められ、副作用発現割合は

4.4%であり、感染症はなかった(表 3)。
主な副作用(2 例以上)の種類は、
「肛門直腸不快感」19 例(1.8%)が最も多く、
「下痢」
8 例(0.8%)

「悪心」7 例(0.7%)

「消化不良」6 例(0.6%)

「腹痛」4 例(0.4%)、
「頭痛」

「腹部不快感」、「便秘」及び「排尿困難」が各 2 例(0.2%)であった。発現した副作用 62
件中 54 件が「胃腸障害」であったが、多くが本剤の適応症である過敏性腸症候群の諸症状
であることから、副作用として比較的多くの症例が収集されたものと推察された。
「未知」の副作用は 22 例 25 件で、主な副作用(2 例以上)の種類は、
「下痢」8 例(0.8%)

「腹痛」4 例(0.4%)
、「腹部不快感」及び「便秘」が各 2 例(0.2%)であった。
副作用の重篤性はいずれも「非重篤」であり、転帰は「不明」を除き全て「回復」又は「軽
快」であった。
副作用発現に関して特に問題となる傾向はなかった。

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